虎のたましい人魚の涙

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電子あり

虎のたましい人魚の涙

トラノタマシイニンギョノナミダ

講談社文庫

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花束よりも
眩しくて鮮やかな言葉を胸に
私たちも、今日という日へ祝祭を。
――杉咲 花
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発売即重版!
『うたうおばけ』『桃を煮るひと』
最注目の著者による、名エッセイ集。


八月の木曜日、朝八時半すぎ。
わたしは通勤中に、琥珀のピアスを衝動買いした――。
いま、いまが、いまじゃなくなるなら、
いまのわたしが、いまのわたしで、いまを書く。

会社員と作家の両立。
書くこと、働くこと。
そして、独立。

へとへとの夜にじんわり心にしみる23編のエッセイ集。
【文庫版あとがき収録】


ⒸRain Kudo

書誌情報

紙版

発売日

2024年04月12日

ISBN

9784065354223

判型

A6

価格

定価:682円(本体620円)

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2024年04月12日

JDCN

06A0000000000770846O

初出

本書は2022年9月、小社より単行本として刊行されました。

著者紹介

著: くどう れいん(クドウ レイン)

作家。1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書に、第165回芥川賞候補作となった小説『氷柱の声』、エッセイ集『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『桃を煮るひと』、歌集『水中で口笛』、第72回小学館児童出版文化賞候補作となった絵本『あんまりすてきだったから』などがある。俳句短歌は工藤玲音名義で活動。

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