講談社+α新書作品一覧

遺伝子工学が日本的経営を変える!
講談社+α新書
キヤノン、エプソン……成功のDNAを読み解く
“進んだ会社”は遺伝子の知恵を活かしていた!
人材マネジメントから企業合併まで、最新の遺伝子工学で見えた、目からウロコの会社論!
顧客のニーズの変化を的確にとらえて、それに合った商品を提供していかなければ、いずれ経営は行き詰まる。企業は、あるいは人間の作ってきた組織というものは、変わらなければ生き残れない存在なのである。しかし、変わる必要があるからといって、その組織が目指してきた独自の企業文化まで投げ捨てていってよいのだろうか。……「先進企業」とは、最先端の商品を世に送り出している企業とは限らない。むしろ、そんな遺伝子的な(生体的な)進化を取り入れた、柔軟な組織を持つ企業のことではないだろうか。どんな業種や規模であれ“先進的”になれる可能性があり、反対に“絶滅動物への道”に陥ってしまう危険もあるのだ。その意味でも、生体の遺伝子が持つ「変わらない仕組み」と「変わる仕組み」は、大きなヒントになっていくはずだ。
●会社のDNA=社訓ではない
●「世代交代」も遺伝子の知恵
●組織のスローウィルスを発見せよ
●富士通型「成果主義」の問題点
●「偶然性」が生んだ大ヒット商品
●「動き回る遺伝子」は会社の宝
●企業合併とシマウマの縞模様
●「遺伝子組み換え」的人事交流
●2系統の企業遺伝子を持つ強み
●免疫には関羽と張飛、孔明がいる

発達障害と子どもたち
講談社+α新書
自分の子がなんとなくちがう、と感じたら
目を合わせない反応がない……育て方のせい?
知的レベルが高いため、見えにくい障害。理解されない子どもの孤独と悩みは深い。
軽度の発達障害の子どもたちは、知的レベルは正常範囲にありますので、一般の人には障害があるようにはみえません。とくにアスペルガー症候群は幼児期や児童期に気づかれることが少ないので、ある年齢に達して障害があると気づかれるまで、「風変わりな子」「つき合いにくい子」などとみられて育ちます。かわいげがないと思われ、非常にネガティブな対応をされていることが多くあります。場合によっては、親や周囲から虐待やいじめを受けていることもあります。それらの被害体験が積み重なって育つため、周囲に対しても過敏で、とてもささいなことにも大きく反応してしまいがちです。
●少年犯罪の背景にあるものは
●不可解な子はアスペルガー?
●親を責めても解決にならない
●「これから、自殺、します」
●子どもをダメにする親の態度
●親にサインを送れない子ども
●風変わりな人、よくわからない人
●特徴的な行動からわかる自閉症
●子どもの様子に不安を感じたら
●人生は帳尻が合っている

鉄道カレンダー
講談社+α新書
春夏秋冬!鉄道はエンターテインメントだ!
1年中楽しい!!行動派に贈るワクワク歳時記
鉄道史、名物列車、季節限定イベント、名所紹介――1月から12月まで鉄道漬けの日々!!
JR西日本では毎年、「かにカニ日帰りエクスプレス」なるクーポンを発売している。年末年始を除く12月1日から3月21日までの期間、JR西日本沿線の各地区から日本海側へ臨時列車を走らせるとともに、地元の旅館ともタイアップして、往復の運賃料金とカニ料理を格安のセットにしたものである。特急の普通車指定席利用が標準だが、グリーン車利用の「極みコース」や、産地にこだわったカニを使用した「究極のカニ」コースといったものもある。とくに城崎(きのさき)、竹野、佐津(さつ)、香住(かすみ)、浜坂(はまさか)へは、利用客が多いために、「かにカニ北近畿」(大阪―城崎温泉・香住間)、「かにカニはまかぜ」(播但(ばんたん)線回り大阪―香住間)、「かにカニ但馬(たじま)」(播但線回り大阪―浜坂間)などの臨時列車が運転される。
●鉄道ファンの1年は初詣列車から
●北海道名物「流氷ノロッコ」号
●年度初め4月は鉄道史を学ぶ!!
●食堂車や寝台車は時代とともに
●本物のトロッコ列車、神岡&黒部
●立山黒部アルペンルート避暑の旅
●おトクな切符で四国鉄道巡礼
●東海道&北陸新幹線開業のドラマ
●北海道にもう一度、明治のSLを
●かにカニ列車と餘部(あまるべ)鉄橋のナゾ

腹がすっきりすればすべてが変わる!
講談社+α新書
メタボリックシンドロームはこれで解決
日常ながら運動で心筋梗塞を防ぎ、糖尿病を克服!
心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病は内臓脂肪が大きな原因。12の運動で腹と体を変える!
先日、内臓脂肪のたまり具合をウエストサイズで診断することを日本内科学会が公表し、大きく報道されました。本書50ページでも述べていますが、ウエストが85cm以上もある男は、心筋梗塞や脳梗塞の可能性が非常に高くなると認められたのです。一方で、厚生労働省の中間報告を見る限り、肥満や運動に関しての改善目標は達成できるどころか大きく下回り、「運動所要量」と「運動指針」を全面的に見直す作業に入りました。「健康のために1日1万歩歩こう」ではなく、「日常生活活動の中で、いかに運動量をあげるか」という実践論が、待ったなしで望まれています。健康づくり、ダイエットに大変なことは何一つありません。特に男より難しい女性の肥満度が減少しているのです。男も頑張ろう。
●このお腹、何とかならないものか
●男の3人に1人は肥満だ
●ウエストサイズで肥満がわかる
●糖尿病には室内ウォーキング
●テレビを見ながら上体倒し腹筋
●メタボリックシンドローム
●福沢諭吉も日常ながら運動
●実践!お腹の壁を克服する
●皿洗いが腕立て伏せ5回分になる
●ゴミ拾いスクワット

わが子が成功するお金教育
講談社+α新書
学校では教えないお金教育だからこそ、家庭で!
お金にだらしない子が自立に失敗している!
与えすぎる親が間違った金銭感覚を育てる!お金にきちんとした子に育てるための1冊!!
お金には子どもを駆り立てる強力なパワー、子どもを躾(しつ)けるパワーがあります。子どもの意欲、達成感を損なわずに守(も)り立てていけば、未来を背負う逞しい子どもの誕生につながります。自分の小遣いを買い食いで使いきってしまった子どもに「あれが欲しい」「これが欲しい」と乞われるままにお金を渡すことは、「お金は、なくなったら親から(誰かから)もらえばいいんだ」と教えているようなものです。これでは欲望のコントロールは学べません。いつになっても自立できず、就職しても親のスネカジリにやってくるでしょう。私たちの周りを見回してみれば、お金とうまく付き合いができるかできないかでは幸福度に雲泥の差が出てくるのがわかります。幼い頃からのよいお金グセ、よい生活習慣が鍵ではないでしょうか。
●なぜ、今お金教育が重要なのか
●「欲望のコントロール」
●学校では教えてくれないお金教育
●小遣いの額はどのくらいか?
●「貯金するクセ」をつける
●小遣いを追加しないのが大原則
●5つのお金タイプ
●恵まれた子どもほど工夫がいる
●エリート教育はサバイバルの養成
●子どもには力、親には知恵がある

老いを防ぐ「腎」ワールドの驚異
講談社+α新書
養生と生薬(しょうやく)、陰陽の調和!身体にやさしい健康術
身体の芯から若さを保つ腎パワーの秘密!
加齢臭を消す、シミ・シワのない肌。中国医学の第一人者の、健やかに老いるための知恵!
中国医学では、成長・老化をあらわす基礎概念に、「腎」があります。腎は西洋解剖学でいう腎臓とは直接機能的な関連性はありませんが、近年、腎臓から見つけられたクロトと呼ばれる体液物質が、老化と密接な関連があることがわかりました。そして、中国医学ではこの腎の働きを補うことで老化防止に役立てるのですが、もっとも大事なことは陰陽(いんよう)の調和を保つことです。腎の根幹を「腎精(じんせい)」といい、そこから「腎陽(じんよう)」と「腎陰(じんいん)」と呼ばれる2つの幹に分かれます。老化とはこの陰陽の両幹の葉や花の付き具合が徐々に減少していくことですが、両者の状態に調和が保たれながら衰退していくならば、基本的には健康な老後を送ることができるのです。
●若さを保つ中枢=「腎」とは何か
●腎パワーを回復させる養生法
●腎精を増やして豊かな黒髪に
●肝気(かんき)・肝血(かんけつ)の補充で老眼防止
●気の流れの改善で若々しい肌に
●身体を冷やす夏野菜と牛乳
●うつを解消する黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を防ぐ胡桃(クルミ)と黒胡麻
●免疫力をいかに高めるか
●アンチエイジング料理とレシピ

国語教師の会の日本語上達法
講談社+α新書
知識倍増!弱点克服!会40年間の集大成!
日本語のツボはここだ!勘違いや誤用を解消!
言葉づかいに自信がない、敬語の使い方が下手、レポートや手紙を書くのが苦手な人へ!
「文は人なり」と言うが、「話は人なり」も真理ではないだろうか。書かれた文章からも相手の人柄がわかるが、口から出る話し言葉にも話し手の真心が伝わってくるものだ。これに反して、口先だけでうわべをつくろった話は、すぐばれることが多い。人を感動させるものがないからである。「言霊(ことだま)の幸(さきわ)ふ国」と『万葉集』にもあるように、人の発する言葉には不思議な力がこもっていると考えたい。「こころ」の言葉には相手に迫る力があるのだ。
●つい使いがちな不用意な言葉
●「ます」の安売りに注意
●「重箱読み」と「湯桶読み」
●報告をするときのポイント
●カウンセラーに学ぶ話の聞き方
●「臍をかむ」と「臍繰り」
●コミュニケーション不全症候群
●「ず」か「づ」か?
●恥をかかない手紙の常識
●「時計」は当て字!?

簡単なのに絶対ウケる!!瞬間マジック入門
講談社+α新書
一芸で、たちまちあなたは人気者!!
今、大ブーム!!大人も子供も楽しめる!!
特別な道具は無用!!身近な材料をうまく使って、大人にも子供にも大ウケ間違いなし!!
病院の待合室で長時間待たされるのは、誰でも退屈なもの。目の前では、母親と女の子が暇つぶしに綾取(あやと)りをしていた。女の子はそれにも飽きてきた様子。筆者が「おもしろいものを見せてあげようか。ちょっと貸して」と、綾取りのヒモを借りて、「ETの不思議なロープ」(本文92ページ参照)をやってみせた。とたんに女の子は目を丸くして、飛びついてきた。そのうちに、むしろ母親のほうが熱心に身を乗り出し、子供と一緒に覚えようとした。おかげでこちらも退屈がしのげた次第だった。本書は、このように、簡単だが、その場の様子をガラリと変える威力のあるマジックばかりを選んである。
●簡単!演技力勝負のマジック
●ぐにゃぐにゃボールペン
●0.1秒ロープ早結び
●瞬間移動するロープ
●コインを消す不思議なハンカチ
●移動する安全ピン
●ボケ防止に最適、手ワザを使ったマジック
●3枚が9枚?
●透視するマジシャン
●脈はくは真実を語る

キリスト教は邪教です!
講談社+α新書
名著、現代に復活! 世界を滅ぼす一神教の恐怖!!――世界を戦火に巻き込むキリスト教原理主義者=ブッシュ、アメリカの危険を100年前に喝破!!
●松原隆一郎氏「西洋の価値体系を徹底批判」
●被告・キリスト教は有罪です。私はキリスト教に対して、これまで告訴人が口にしたすべての告訴のうちで、もっとも恐るべき告訴をします。どんな腐敗でも、キリスト教以上に腐っているものはないからです。キリスト教は、周囲のあらゆるものを腐らせます。あらゆる価値から無価値を、あらゆる真理からウソを、あらゆる正直さから卑怯な心をでっちあげます。それでもまだ、キリスト教会の「人道主義的」な祝福について語りたいなら、もう勝手にしろとしか言えません。キリスト教会は、人々の弱みにつけこんで、生き長らえてきました。それどころか、自分たちの組織を永遠化するために、不幸を作ってきたのです。
●キリスト教が世界をダメにする
●仏教の素晴らしいところ
●イエスは単なるアナーキスト
●イエスとキリスト教は無関係
●オカルト本『新約聖書』の暴言集
●キリスト教が戦争を招く理由
●キリスト教は女をバカにしている
●キリスト教が破壊したローマ帝国
●十字軍は海賊
●ルネサンスは反キリスト教運動

なぜ、この人だけが成功するのか
講談社+α新書
今、この国で成功するのは難しいことではない!!
種(タネ)、芯(シン)、元(モト)!!成功の踏んばりどころ、勘どころ
成功した100人の企業家から、普通の人でもマネできるちょっとした心遣いと智恵を盗む!
人と生まれて最大の不幸は、自分が何をやりたいか、胸のうちに聞いて答えが出てこぬ場合である。一念発起、やりたいことが脳裡に浮かんだとき、その人の人生はすでに半ば成功である。傍(はた)の目から見てなんだかオカシイことでもよい。やりたい思い、とげたい思い、その方向に歩むべき道が拓けるからである。することがない、したいことがない、それが命あるものにとっては、浮き世の地獄である。人間が行う企業でも経営でも取引でも研究でも芸能でも万事すべて、最初に根幹となる、種、芯、元、をつくりあげるのに、将来に向かう全行程の半ばあるいはそれ以上の労を費やさねばならない。そこで踏んばらねば前へ進めないと、人心の帰趨(きすう)を勘で知った根性者だけが、辛うじて成功の道を歩めるだろう。
●人生に目標があれば半ば成功
●勝負を焦ってはいけない
●多くの人に好かれる必要はない
●悪人から学ぶこともある
●可愛気のある人に運がつく
●謙虚であれば必ずトクする
●脂ぎった人は嫌われる
●辛抱強く自分に投資する
●何事にも元手をかける
●掘り出しものに良品なし

老後の費用はいくらかかるか
講談社+α新書
収入源の年金は実質手取りで考えよう。
老後に待ち受ける意外な出費と年金の行方!!
「いくらもらえるか」ばかりが話題になるが「いくら払うか」は知らないことだらけ!!
限られた年金であるならば、「いくらもらえるのか」といういままでのマスコミ報道よりも、「手取りとして、いくら手元に残るのか」という情報のほうが実は有意義なのである。年金もしっかり課税の対象になっているから、老後を考えるうえでは、「手取りの年金額」と「どれだけの支出」があるのかを考えなければならない。(中略)年金が少なくても家をもっていたら固定資産税を払わなければならないし、介護保険は死ぬまで払わなければならない。もらえる年金の額は、どこのマスコミが計算しても増えることはないわけで、それなら老後のコストを事前に予測しておいて、対応を考えていたほうが賢明であろう。本書は、手取り年金と老後のコストについて書いているので、「あわてない老後」に役立ててほしいものである。
●老後を乗り切る3つの「ず」
●自動車をもたない選択も必要
●退職金で無理な運用はしない
●年金収入は雑所得扱いになる
●縮小される65歳以上の控除
●扶養親族等申告で年金が増える
●マクロ経済スライドが年金を圧縮
●臆せず利用したい生活保護
●生活保護で社会保険料も免除
●1年だけ厚生年金に入る裏技

準・歩き遍路のすすめ
講談社+α新書
車や鉄道も適宜利用。自由きままな遍路旅。
私が拝まれる!ムリせず歩く、新遍路旅案内!!
静かな遍路道を歩き、お接待の心にふれる!有り難さに思わず合掌!!南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)。
今では四国霊場88ヵ所すべてに車が入るようになり、遍路の大多数が観光バスによる「団体遍路」か、自家用車による「車遍路」となった。いわゆる「歩き遍路」は全体の数パーセントにすぎないという。しかし、もともとお遍路さんといえば札所から札所へと巡り歩く巡礼のことであり、歩くことそれ自体が修行でもあった。しかし四国遍路の道中には高い山があり、雨の日も風の日もある。そこで、基本は歩きだが、札所と札所の間が長い場合とか、「遍路転がし」と呼ばれる急坂などでは、無理をしないで乗り物を利用しようという人々がいる。私はそんなお遍路を「準・歩き遍路」と呼ぶ。風の吹くまま、気の向くまま、自然体でのお遍路の旅を私も試みた。行く先々でお接待の心にふれる喜びは、何物にも代えがたい思い出となった。
●「発心(ほっしん)の道場」阿波の札所を歩く
●第1番霊山寺(りょうぜんじ)から第23番薬王寺(やくおうじ)
●「修行の道場」土佐の札所を歩く
●第24番最御崎寺(ほつみさきじ)から第39番延光寺(えんこうじ)
●「菩提の道場」伊予の札所を歩く
●第40番観自在寺(かんじざいじ)から第65番三角寺(さんかくじ)
●「涅槃(ねはん)の道場」讃岐の札所を歩く
●第66番雲辺寺(うんぺんじ)から第88番大窪寺(おおくぼじ)
●逆打ち?善根宿(ぜんこんやど)?お遍路用語集
●準・歩きのための実践アドバイス

在日 ふたつの「祖国」への思い
講談社+α新書
最も近く遠い隣国!相互理解の入門書!
日朝の歴史100年 孤独な時の扉を恋郷者が開く!!
占領と分断、背き合い生きた列島と半島の人々の恩讐の声を掬(すく)い希望を紡ぐ情と理とは!?
朝鮮半島の100年は、余りにも悲惨な出来事の連続だった。そして東北アジアは、憎しみと対立、侮蔑と反発に覆われ、幾重にも引き裂かれてきた地域である。この地域には、慟哭と痛恨の歴史が刻み込まれているのである。再び、それを繰り返してはならない。(中略)朝鮮半島と日本というふたつの「祖国」がその偏狭なナショナリズムの殻を打ち破り、地域により開かれた姿に変わっていくためには、ふたつの「祖国」は南北統一への長い道のりを共に歩んでいく同伴者にならなければならないのである。その曲折に満ちた道程を共に歩きながら、過去を虚心に振り返り、打ち捨てられた歴史の犠牲者に温かい眼差しを向ける時が訪れるに違いない。そのためにも、朝鮮半島と日本は共に変わっていかなければならないのだ。
●亡国の民、保護条約締結100年
●「大東亜戦争」が残した遺産
●朝鮮戦争、憎しみの「殺し合い」
●「殺し合い」の年に生まれて
●日韓条約、遠い接近から40年
●北朝鮮の国際的な孤立化
●日朝平壌宣言の問題とその克服
●韓国の太陽政策と民主的革命
●拉致問題解決のシナリオ
●南北統一への「長い道のり」

「隠れ脳梗塞」の見つけ方・治し方
講談社+α新書
ボケずに100歳、げんきに現役!!自分で脳の若返り
ボケの原因は誰も気づかない「隠れ脳梗塞」!この段階なら簡単な運動でボケを予防できる
「隠れ脳梗塞」は、いわば皮膚のシワやシミのようなもので、加齢によって誰にでも起こりうる脳の老化現象です。40代では3人に1人、50代では2人に1人、そして60代ではなんと8割以上に「隠れ脳梗塞」が起きています。一見、元気そうに見える人でも、小さな脳梗塞が起きていることが意外に多いのです。本書は、自覚症状がほとんどなく見落としがちな「隠れ脳梗塞」を自分で早期に発見し、本格的な脳梗塞、ひいてはボケを予防することをテーマにしています。本書では、簡単なゲームや体操などを楽しみながら、脳梗塞の予防と改善を行うプログラムを組みました。順を追って実践していただければ、100歳までボケずに元気に暮らせるでしょう。
●こんな症状が出たら要注意
●なぜ血管は傷むのか
●3つの種類の脳梗塞
●「隠れ脳梗塞」がわかる手の体操
●「隠れ脳梗塞」を避ける生活習慣
●「隠れ脳梗塞」を防ぐ食事
●遊びながら訓練する頭の体操
●脳は再生する
●ボケは必ず治る
●「隠れ脳梗塞」予防トレーニング

わが愛しきパ・リーグ
講談社+α新書
セ界の中心で巨人軍(ジャイアンツ)愛を叫ぶのは心が貧しい!!
2005年はパ・リーグの年!! 愛と情熱の告白
西武ライオンズが「西武」なら、読売ジャイアンツは「読売」でなければ公平公正でない!!
「楽天、パの大空へ」2004年11月11日、東北楽天ゴールデンイーグルスの結団式を伝える新聞の見出しである。久しぶりに明るい見出しを見たと思った。そもそもパシフィック・リーグの空は、オーシャンブルーに輝く青空のはずだった。ネーミングライツの売り出しに失敗した近鉄球団は6月、実際上オリックス球団に吸収合併されることが公式発表される。それからのてんやわんやは、過ぎてしまえば、あれはいったいなんだったんだと言いたくなるほど慌ただしかった。結局残ったのは、近鉄球団消滅、楽天球団参入という事実。と書いたとたんに「ダイエー」が「ソフトバンク」になった。つまり「球界再編問題」はまだ決着がついていないのだが、決着がつくのを待つのは、古いことわざだが「百年河清を俟(ま)つが如し」。
●パ・リーグ――それは自由と運命
●「純パの会」誕生のあるキッカケ
●純パの会が語り継ぐ10人の名選手
●純パ流・プロ野球の楽しみ方
●テレビ野球と球場野球は別もの!!
●消えた夢球場――藤井寺、日生…
●SHINJO選手にMVPを!!
●なぜ「パ・セ」ではないのか
●白いボールのファンタジー
●純パ会員アンケート調査大公開!!

盆栽名人の手のひら盆栽入門
講談社+α新書
四季を楽しみ樹を愛でる! 「名人」初のミニミニ盆栽本
「盆栽名人」直伝! 初心者もすぐにできる技とコツ!!
可憐さと癒し効果で女性にもブームのミニミニ盆栽。選び方、剪定(せんてい)、針金かけまで大公開!!
盆栽とは、自生している樹木の自然の姿を、鉢の中に自分の手で小さく作り出してみようとする、趣味の園芸です。盆栽というと、これまでは高級な道楽、古くさいもののように見られることが多かったわけですが、新しい感覚や商品に敏感な若い女性が、手のひら盆栽の愛らしい姿に心を奪われています。手のひら盆栽を一度でもご覧になれば、その凛とした美しさにきっと誰もが新鮮な感覚をいだくのではないでしょうか。持ち運びも簡単で、鉢を飾る場所も気にする必要がなく、樹を飾る鉢や入れ物も身近なものをとり入れやすいなど、盆栽には、現代人が求めるさまざまな要素が含まれています。そうした盆栽の楽しみをまさにコンパクトに閉じこめたのが手のひら盆栽です。
●手のひら盆栽とはなにか
●素材の選び方とコツ
●美しい樹形に仕上げるために
●太く育てるか、締めて育てるか
●植え替え時期は樹種によって違う
●曲を作りたいときは針金かけを
●ジン作りは意外に簡単
●花を咲かせるためのポイント
●人気のコケと石付き盆栽
●アイディアで広がる盆栽の世界

アメリカ一国支配の終焉
講談社+α新書
アメリカは覇権主義を覆す、その時日本は!?
ブッシュ&小泉同盟の末路がすっきりわかる!
イラク攻撃の後遺症でアメリカ帝国主義が壊滅するまでの驚愕のシナリオをすべて書く!
ブッシュ政権は覇権国家的色彩を一層強め、また、米国一国支配、単独行動主義を一段と定着させることになった。しかし、対アフガニスタン戦争では、いまだに米国の完全勝利は実現しておらず、ウサマ・ビンラディンの身柄拘束も達成できていない状況である。対イラク戦争では、ドイツやフランス、ロシア、中国などの支持を得られないまま強行突破を企てたが、イラク戦争の大義名分であった「大量破壊兵器の存在」は結果的には誤りであったことが判明し、サダム・フセインとウサマ・ビンラディンとの強い結び付きを証明することもできなかった。(中略)日米同盟を最重視することは、結果的に対EU、対アジアとの関係を希薄化させてしまう。国際協調や多国間主義という視点は、米国だけでなく日本にもまさに該当するのである。
●私の古巣を襲ったテロ
●崩れさる覇権主義
●取り残される日本
●価値観の押し売り
●目にあまる驕慢
●ブッシュが直面する経済危機
●国際ルールを無視
●論理矛盾する「世界の警察官」
●日に日に裸の王様に
●いつまでブッシュに追随するのか

1日3分 腸もみ健康法
講談社+α新書
お風呂で、リビングで。ダイエット効果も抜群!
体の毒素を全部追い出して心と体を再生!!
欧米人より3mも長い日本人の腸が万病の素。腸の環境を改善すれば健康で美しい肉体に!
日本人の小腸の長さは6~7メートル、大腸は約2メートル。欧米人よりも全体で2~3メートルも長いのです。これは日本人が肉食をする伝統を持たなかったからです。長い歴史の中で、日本人の身体は肉食に向かないように変化してきました。しかし、明治以降、肉食が一気に広がったことで、血液中のコレステロール値が高くなり、アレルギーも増えてきました。腸が長い分、肉が腸内で腐敗し、病気の原因になる活性酸素が発生しやすい、ということもいえます。
●日本人の長い腸が病気の原因!
●免疫力がグングン上がる
●慢性病や生活習慣病に効果絶大
●魔法のダイエット効果
●骨格から若返る
●感情は内臓に宿る
●腰痛も解消
●胃潰瘍も治った!
●化膿していたにきびがスッキリ
●お腹がへこみ肌つやも良くなる!

仏教・キリスト教 死に方・生き方
講談社+α新書
泣いて笑ってやさしくなれる宗教&人生入門
異なる宗教に生きる2人が心をこめて贈る、「死」と向き合い、「生」を充実させる智慧
ただ、寄り添って、話を聞いてあげればいい。最後の最後に家族が死にゆく人にしてあげられるいちばん大切なことは、聞いてあげることだと思うんですよ。初めは病人自身、何を話しているのかもわからず、漫然と話し始めたりしますが、話し終わると解放され、自由になっていく経過を私はずいぶん見てきました。――鈴木秀子
「嘘も方便」と言うとなんだかずるいことのように思えるけど、けっしてそうではないんです。「方便」とは「役」を演じているという意識です。だから「人生も方便」だと思っていれば、その時々で役がうまく演じられないことはあるかもしれないけれど、「自分」の全体が決定的に否定されることはない。だって、どんな自分も役に過ぎないんですから。――玄侑宗久
●死にゆく人のためにできること
●「仲良し時間」が訪れる
●あの世で何を見たか
●生から死へは行きつ戻りつ
●宗教対立の正体
●仏教の魅力は「いいかげんさ」
●修行を積めば悟れるか
●もの言わぬシスターたち
●「汝の敵」をどう愛するか
●「足る」を知れば、日々是好日(にちにちこれこうじつ)

狂気と犯罪
講談社+α新書
強制治療は人道主義の仮面を被った「保安処分」だ
無秩序に収容されてきた精神障害者たち
患者数、病床数、入院日数のすべてが世界一。精神障害者を取り巻く、驚愕の歴史と現状!!
江戸時代の刑事裁判、そして明治に入ってから旧刑法のもとにあった裁判も、関心を寄せていたのはただ犯罪という事実であった。そこで問われていたのは常に、「おまえは、一体どのような『犯罪』を行ったのか」ということだった。だが、われわれの時代の刑事裁判は、そうではない。犯罪事実だけでなく、さらに犯罪者の性格を考え合わせた上で、刑罰を決定しなくてはならなくなったのだ。ここでもまた、個性が問題となったのである。そこでの問いは、したがって次のようなものとなった。
「このような犯罪を行ったおまえは、一体『何者』なのか」
われわれの刑事裁判は犯罪行為とともに、あるいはそれ以上に、法を犯した人間そのものに関心を向けなければならなくなった。犯罪者の性格をも同時に、裁かなくてはならなくなったのだ。
●徘徊する浮浪者を排除せよ
●文明と裸体の取り締まり
●精神障害者管理は家族の責任
●無用とされた精神病治療
●江戸時代と刑法第39条
●法の世界から排除される「狂気」
●精神障害者の人権か社会の治安か
●精神病院ブームへの公的援助
●触法精神障害者という厄介
●「狂気」の脱犯罪化へ