講談社+α新書作品一覧

日本全国 近代歴史遺産を歩く
講談社+α新書
列島縦断!!125の近代化遺産を詳細紹介!!
伝統を見直す!!ヘリテージング(近代化遺産への旅)が全国的ブーム!!
明治・大正・昭和初期の名所遺産を訪れる新しいレジャー行動、旅の息吹が大人気に!!
ヘリテージングとは何か?これは英語の「Heritage」に「ing」をつけて動名詞化した造語だ。造語なので辞書にはない。「歩く/ウォーク」を楽しむのが「ウォーキング」、「庭/ガーデン」を楽しむのが「ガーデニング」、これらと同じで、「ヘリテージ」を楽しむコトなのだ。世界遺産もいいけれど、日本の歴史遺産が軽視されていると思いませんか。特に、明治維新から大正・昭和初期までの近代。この時期に造られた建物、工場、倉庫、さらに発電所や灯台、鉄道、木造校舎など、中高年世代にとっては、懐かしさと同時に「心の原風景」のようにも思える……。一方で、どんどん壊され、朽ちていく。この新しい観光・ヘリテージングを目いっぱい楽しみたいものだ。
●世界遺産より身近な日本遺産!!
●読書(よみかき)発電所・曽木(そぎ)発電所のロマン
●軍艦島、碓氷峠鉄道など名所多数
●都市にある歴史的遺産/東日本
●札幌、函館、小樽は遺産の宝庫!!
●東京、横浜首都圏ヘリテージング
●加賀百万石、大坂商人の建てた城
●一に産業、二も産業、名古屋人魂
●京都、神戸は道楽的に歩こう!!
●長崎ぶらぶらヘリテージング!!

「ゆる」身体・脳革命
講談社+α新書
減量から能力アップ 若返りまで思いのまま!
「ゆるめる」ことで奇跡が始まる!究極の方法を公開!
NHK、朝日新聞、日経新聞、週刊朝日などで話題の「ゆる体操」創始者が語る、画期的自己再生法!
「やり方、取り組み方によっては、終わったように見える人間にでも、まだまだ深い可能性があるんじゃないでしょうか。先生は人間の可能性を切り拓く専門家ですよね」私は、陸川選手の熱意に強く動かされました。人間の身体がもつ可能性を証明してやろうじゃないか――。彼の身体を復活させよう。私が彼に徹底して指導したのは身体をゆるめる専門的な方法である「ゆる体操」です。凝り固まって縮んだり、くっつきあった骨や筋肉、内臓を本来の姿に戻し、機能を回復させるためには、とにかくゆるめてやる必要がありました。3ヵ月もすると、陸川選手の身体は目に見えて変わってきました。
●「ゆるむ力」が成し遂げた偉業
●隠れたスイッチがオンになるとき
●知的作業の能率が急上昇
●一瞬で人間関係の緊張がほどける
●「若返る」メカニズム
●「プチうつ」にもうってつけ
●冷え性、腰痛、慢性疲労の人にも
●なぜ「寝ゆる」でやせられるか
●身体はどんな状態でも改善できる
●抜群のメンタルコントロール法

オペラ作曲家による ゆかいでヘンなオペラ超入門
講談社+α新書
舞台裏から見た面白さ、すべて書きました。
これを読めばオペラ通!全部見た気になれる本
人間業でない最高音、中々死なない主役など、“過剰”な古典21作を紹介。DVD案内付き!
オペラを見に行く、なんて、シャラ臭いと思う人は多いと思います。そんな暇も、お金もない、と言うかたもいらっしゃることは知っています。しかし、どなたにも趣味は、やはり必要です。それがなければ、私たちの感受性が開花せずに終わり、世の中の美しいものの存在価値がなくなってしまいます。オペラには歌ありオーケストラあり、演技あり、装置や衣裳あり、と考えられる限り全ての芸術がそこに集められています。何よりも嬉しいのは、その芸術はむしろ娯楽であり、出演者たちは全員、お客さまにサービスしている、ということです。この本をお読みになって、オペラに行き、そこで、眼鏡をかけて髪の毛がない、50歳以上に見える男がいたら、どうぞ話しかけてみてください。
●最もお金のかかるオペラは?
●オペラの表現はしつこい?
●エスカレートする声の高さ
●気絶する主役カップル!?
●オペラが不得意の大作曲家
●プリマドンナはやっぱり容姿?
●「ブラヴォ」というコツは?
●ヒロインの死因は自殺、他殺?
●他人の不幸を喜ぶ作品!?
●芸術の華、オペラは魅力が一杯!

ユダヤの格言99
講談社+α新書
全く新しい視点で描く民族の哲学、成功の秘密!
マネー、家族、ビジネス、愛、教育の指針!!
流浪の歴史を超えて創り上げた民族の教訓は混迷する現代の日本人を救い、人生を拓く!!
『タルムード』(「シャバット編」三一a)によると、人が神の前に立って審判を受けるとき、次の4つの質問に答えなくてはならない。
・(仕事を)誠実におこなったか
・普段に時間をさいてトーラを学んだか
・子どもを育てたか
・世界の救済を待ち望んだか
ユダヤ人であるから、「神の存在を信じるか」「戒律(安息日、食物規定など)を守ったか」という質問がきそうなものだが、然にあらず。神は、誠実、正直など人間の品格を最初に問うという。ユダヤ人社会が伝えるものは、人生の基本にかかわる含蓄のある内容である。
●持参金と遺産は幸運をもたらさぬ
●忘れられた者が本当の死者
●報復は半端な慰め
●過去は未来の軌道を敷く
●夫の家は妻
●知恵は血脈として残る
●人はまず言葉で殺される
●女は黙っているときも嘘をつく
●食は身分相応、服は分不相応
●評価では悲観的、行動では楽観的

遺伝子工学が日本的経営を変える!
講談社+α新書
キヤノン、エプソン……成功のDNAを読み解く
“進んだ会社”は遺伝子の知恵を活かしていた!
人材マネジメントから企業合併まで、最新の遺伝子工学で見えた、目からウロコの会社論!
顧客のニーズの変化を的確にとらえて、それに合った商品を提供していかなければ、いずれ経営は行き詰まる。企業は、あるいは人間の作ってきた組織というものは、変わらなければ生き残れない存在なのである。しかし、変わる必要があるからといって、その組織が目指してきた独自の企業文化まで投げ捨てていってよいのだろうか。……「先進企業」とは、最先端の商品を世に送り出している企業とは限らない。むしろ、そんな遺伝子的な(生体的な)進化を取り入れた、柔軟な組織を持つ企業のことではないだろうか。どんな業種や規模であれ“先進的”になれる可能性があり、反対に“絶滅動物への道”に陥ってしまう危険もあるのだ。その意味でも、生体の遺伝子が持つ「変わらない仕組み」と「変わる仕組み」は、大きなヒントになっていくはずだ。
●会社のDNA=社訓ではない
●「世代交代」も遺伝子の知恵
●組織のスローウィルスを発見せよ
●富士通型「成果主義」の問題点
●「偶然性」が生んだ大ヒット商品
●「動き回る遺伝子」は会社の宝
●企業合併とシマウマの縞模様
●「遺伝子組み換え」的人事交流
●2系統の企業遺伝子を持つ強み
●免疫には関羽と張飛、孔明がいる

発達障害と子どもたち
講談社+α新書
自分の子がなんとなくちがう、と感じたら
目を合わせない反応がない……育て方のせい?
知的レベルが高いため、見えにくい障害。理解されない子どもの孤独と悩みは深い。
軽度の発達障害の子どもたちは、知的レベルは正常範囲にありますので、一般の人には障害があるようにはみえません。とくにアスペルガー症候群は幼児期や児童期に気づかれることが少ないので、ある年齢に達して障害があると気づかれるまで、「風変わりな子」「つき合いにくい子」などとみられて育ちます。かわいげがないと思われ、非常にネガティブな対応をされていることが多くあります。場合によっては、親や周囲から虐待やいじめを受けていることもあります。それらの被害体験が積み重なって育つため、周囲に対しても過敏で、とてもささいなことにも大きく反応してしまいがちです。
●少年犯罪の背景にあるものは
●不可解な子はアスペルガー?
●親を責めても解決にならない
●「これから、自殺、します」
●子どもをダメにする親の態度
●親にサインを送れない子ども
●風変わりな人、よくわからない人
●特徴的な行動からわかる自閉症
●子どもの様子に不安を感じたら
●人生は帳尻が合っている

鉄道カレンダー
講談社+α新書
春夏秋冬!鉄道はエンターテインメントだ!
1年中楽しい!!行動派に贈るワクワク歳時記
鉄道史、名物列車、季節限定イベント、名所紹介――1月から12月まで鉄道漬けの日々!!
JR西日本では毎年、「かにカニ日帰りエクスプレス」なるクーポンを発売している。年末年始を除く12月1日から3月21日までの期間、JR西日本沿線の各地区から日本海側へ臨時列車を走らせるとともに、地元の旅館ともタイアップして、往復の運賃料金とカニ料理を格安のセットにしたものである。特急の普通車指定席利用が標準だが、グリーン車利用の「極みコース」や、産地にこだわったカニを使用した「究極のカニ」コースといったものもある。とくに城崎(きのさき)、竹野、佐津(さつ)、香住(かすみ)、浜坂(はまさか)へは、利用客が多いために、「かにカニ北近畿」(大阪―城崎温泉・香住間)、「かにカニはまかぜ」(播但(ばんたん)線回り大阪―香住間)、「かにカニ但馬(たじま)」(播但線回り大阪―浜坂間)などの臨時列車が運転される。
●鉄道ファンの1年は初詣列車から
●北海道名物「流氷ノロッコ」号
●年度初め4月は鉄道史を学ぶ!!
●食堂車や寝台車は時代とともに
●本物のトロッコ列車、神岡&黒部
●立山黒部アルペンルート避暑の旅
●おトクな切符で四国鉄道巡礼
●東海道&北陸新幹線開業のドラマ
●北海道にもう一度、明治のSLを
●かにカニ列車と餘部(あまるべ)鉄橋のナゾ

腹がすっきりすればすべてが変わる!
講談社+α新書
メタボリックシンドロームはこれで解決
日常ながら運動で心筋梗塞を防ぎ、糖尿病を克服!
心筋梗塞や糖尿病などの生活習慣病は内臓脂肪が大きな原因。12の運動で腹と体を変える!
先日、内臓脂肪のたまり具合をウエストサイズで診断することを日本内科学会が公表し、大きく報道されました。本書50ページでも述べていますが、ウエストが85cm以上もある男は、心筋梗塞や脳梗塞の可能性が非常に高くなると認められたのです。一方で、厚生労働省の中間報告を見る限り、肥満や運動に関しての改善目標は達成できるどころか大きく下回り、「運動所要量」と「運動指針」を全面的に見直す作業に入りました。「健康のために1日1万歩歩こう」ではなく、「日常生活活動の中で、いかに運動量をあげるか」という実践論が、待ったなしで望まれています。健康づくり、ダイエットに大変なことは何一つありません。特に男より難しい女性の肥満度が減少しているのです。男も頑張ろう。
●このお腹、何とかならないものか
●男の3人に1人は肥満だ
●ウエストサイズで肥満がわかる
●糖尿病には室内ウォーキング
●テレビを見ながら上体倒し腹筋
●メタボリックシンドローム
●福沢諭吉も日常ながら運動
●実践!お腹の壁を克服する
●皿洗いが腕立て伏せ5回分になる
●ゴミ拾いスクワット

わが子が成功するお金教育
講談社+α新書
学校では教えないお金教育だからこそ、家庭で!
お金にだらしない子が自立に失敗している!
与えすぎる親が間違った金銭感覚を育てる!お金にきちんとした子に育てるための1冊!!
お金には子どもを駆り立てる強力なパワー、子どもを躾(しつ)けるパワーがあります。子どもの意欲、達成感を損なわずに守(も)り立てていけば、未来を背負う逞しい子どもの誕生につながります。自分の小遣いを買い食いで使いきってしまった子どもに「あれが欲しい」「これが欲しい」と乞われるままにお金を渡すことは、「お金は、なくなったら親から(誰かから)もらえばいいんだ」と教えているようなものです。これでは欲望のコントロールは学べません。いつになっても自立できず、就職しても親のスネカジリにやってくるでしょう。私たちの周りを見回してみれば、お金とうまく付き合いができるかできないかでは幸福度に雲泥の差が出てくるのがわかります。幼い頃からのよいお金グセ、よい生活習慣が鍵ではないでしょうか。
●なぜ、今お金教育が重要なのか
●「欲望のコントロール」
●学校では教えてくれないお金教育
●小遣いの額はどのくらいか?
●「貯金するクセ」をつける
●小遣いを追加しないのが大原則
●5つのお金タイプ
●恵まれた子どもほど工夫がいる
●エリート教育はサバイバルの養成
●子どもには力、親には知恵がある

老いを防ぐ「腎」ワールドの驚異
講談社+α新書
養生と生薬(しょうやく)、陰陽の調和!身体にやさしい健康術
身体の芯から若さを保つ腎パワーの秘密!
加齢臭を消す、シミ・シワのない肌。中国医学の第一人者の、健やかに老いるための知恵!
中国医学では、成長・老化をあらわす基礎概念に、「腎」があります。腎は西洋解剖学でいう腎臓とは直接機能的な関連性はありませんが、近年、腎臓から見つけられたクロトと呼ばれる体液物質が、老化と密接な関連があることがわかりました。そして、中国医学ではこの腎の働きを補うことで老化防止に役立てるのですが、もっとも大事なことは陰陽(いんよう)の調和を保つことです。腎の根幹を「腎精(じんせい)」といい、そこから「腎陽(じんよう)」と「腎陰(じんいん)」と呼ばれる2つの幹に分かれます。老化とはこの陰陽の両幹の葉や花の付き具合が徐々に減少していくことですが、両者の状態に調和が保たれながら衰退していくならば、基本的には健康な老後を送ることができるのです。
●若さを保つ中枢=「腎」とは何か
●腎パワーを回復させる養生法
●腎精を増やして豊かな黒髪に
●肝気(かんき)・肝血(かんけつ)の補充で老眼防止
●気の流れの改善で若々しい肌に
●身体を冷やす夏野菜と牛乳
●うつを解消する黄耆建中湯(おうぎけんちゅうとう)
●骨粗鬆症(こつそしょうしょう)を防ぐ胡桃(クルミ)と黒胡麻
●免疫力をいかに高めるか
●アンチエイジング料理とレシピ

国語教師の会の日本語上達法
講談社+α新書
知識倍増!弱点克服!会40年間の集大成!
日本語のツボはここだ!勘違いや誤用を解消!
言葉づかいに自信がない、敬語の使い方が下手、レポートや手紙を書くのが苦手な人へ!
「文は人なり」と言うが、「話は人なり」も真理ではないだろうか。書かれた文章からも相手の人柄がわかるが、口から出る話し言葉にも話し手の真心が伝わってくるものだ。これに反して、口先だけでうわべをつくろった話は、すぐばれることが多い。人を感動させるものがないからである。「言霊(ことだま)の幸(さきわ)ふ国」と『万葉集』にもあるように、人の発する言葉には不思議な力がこもっていると考えたい。「こころ」の言葉には相手に迫る力があるのだ。
●つい使いがちな不用意な言葉
●「ます」の安売りに注意
●「重箱読み」と「湯桶読み」
●報告をするときのポイント
●カウンセラーに学ぶ話の聞き方
●「臍をかむ」と「臍繰り」
●コミュニケーション不全症候群
●「ず」か「づ」か?
●恥をかかない手紙の常識
●「時計」は当て字!?

簡単なのに絶対ウケる!!瞬間マジック入門
講談社+α新書
一芸で、たちまちあなたは人気者!!
今、大ブーム!!大人も子供も楽しめる!!
特別な道具は無用!!身近な材料をうまく使って、大人にも子供にも大ウケ間違いなし!!
病院の待合室で長時間待たされるのは、誰でも退屈なもの。目の前では、母親と女の子が暇つぶしに綾取(あやと)りをしていた。女の子はそれにも飽きてきた様子。筆者が「おもしろいものを見せてあげようか。ちょっと貸して」と、綾取りのヒモを借りて、「ETの不思議なロープ」(本文92ページ参照)をやってみせた。とたんに女の子は目を丸くして、飛びついてきた。そのうちに、むしろ母親のほうが熱心に身を乗り出し、子供と一緒に覚えようとした。おかげでこちらも退屈がしのげた次第だった。本書は、このように、簡単だが、その場の様子をガラリと変える威力のあるマジックばかりを選んである。
●簡単!演技力勝負のマジック
●ぐにゃぐにゃボールペン
●0.1秒ロープ早結び
●瞬間移動するロープ
●コインを消す不思議なハンカチ
●移動する安全ピン
●ボケ防止に最適、手ワザを使ったマジック
●3枚が9枚?
●透視するマジシャン
●脈はくは真実を語る

キリスト教は邪教です!
講談社+α新書
名著、現代に復活! 世界を滅ぼす一神教の恐怖!!――世界を戦火に巻き込むキリスト教原理主義者=ブッシュ、アメリカの危険を100年前に喝破!!
●松原隆一郎氏「西洋の価値体系を徹底批判」
●被告・キリスト教は有罪です。私はキリスト教に対して、これまで告訴人が口にしたすべての告訴のうちで、もっとも恐るべき告訴をします。どんな腐敗でも、キリスト教以上に腐っているものはないからです。キリスト教は、周囲のあらゆるものを腐らせます。あらゆる価値から無価値を、あらゆる真理からウソを、あらゆる正直さから卑怯な心をでっちあげます。それでもまだ、キリスト教会の「人道主義的」な祝福について語りたいなら、もう勝手にしろとしか言えません。キリスト教会は、人々の弱みにつけこんで、生き長らえてきました。それどころか、自分たちの組織を永遠化するために、不幸を作ってきたのです。
●キリスト教が世界をダメにする
●仏教の素晴らしいところ
●イエスは単なるアナーキスト
●イエスとキリスト教は無関係
●オカルト本『新約聖書』の暴言集
●キリスト教が戦争を招く理由
●キリスト教は女をバカにしている
●キリスト教が破壊したローマ帝国
●十字軍は海賊
●ルネサンスは反キリスト教運動

なぜ、この人だけが成功するのか
講談社+α新書
今、この国で成功するのは難しいことではない!!
種(タネ)、芯(シン)、元(モト)!!成功の踏んばりどころ、勘どころ
成功した100人の企業家から、普通の人でもマネできるちょっとした心遣いと智恵を盗む!
人と生まれて最大の不幸は、自分が何をやりたいか、胸のうちに聞いて答えが出てこぬ場合である。一念発起、やりたいことが脳裡に浮かんだとき、その人の人生はすでに半ば成功である。傍(はた)の目から見てなんだかオカシイことでもよい。やりたい思い、とげたい思い、その方向に歩むべき道が拓けるからである。することがない、したいことがない、それが命あるものにとっては、浮き世の地獄である。人間が行う企業でも経営でも取引でも研究でも芸能でも万事すべて、最初に根幹となる、種、芯、元、をつくりあげるのに、将来に向かう全行程の半ばあるいはそれ以上の労を費やさねばならない。そこで踏んばらねば前へ進めないと、人心の帰趨(きすう)を勘で知った根性者だけが、辛うじて成功の道を歩めるだろう。
●人生に目標があれば半ば成功
●勝負を焦ってはいけない
●多くの人に好かれる必要はない
●悪人から学ぶこともある
●可愛気のある人に運がつく
●謙虚であれば必ずトクする
●脂ぎった人は嫌われる
●辛抱強く自分に投資する
●何事にも元手をかける
●掘り出しものに良品なし

老後の費用はいくらかかるか
講談社+α新書
収入源の年金は実質手取りで考えよう。
老後に待ち受ける意外な出費と年金の行方!!
「いくらもらえるか」ばかりが話題になるが「いくら払うか」は知らないことだらけ!!
限られた年金であるならば、「いくらもらえるのか」といういままでのマスコミ報道よりも、「手取りとして、いくら手元に残るのか」という情報のほうが実は有意義なのである。年金もしっかり課税の対象になっているから、老後を考えるうえでは、「手取りの年金額」と「どれだけの支出」があるのかを考えなければならない。(中略)年金が少なくても家をもっていたら固定資産税を払わなければならないし、介護保険は死ぬまで払わなければならない。もらえる年金の額は、どこのマスコミが計算しても増えることはないわけで、それなら老後のコストを事前に予測しておいて、対応を考えていたほうが賢明であろう。本書は、手取り年金と老後のコストについて書いているので、「あわてない老後」に役立ててほしいものである。
●老後を乗り切る3つの「ず」
●自動車をもたない選択も必要
●退職金で無理な運用はしない
●年金収入は雑所得扱いになる
●縮小される65歳以上の控除
●扶養親族等申告で年金が増える
●マクロ経済スライドが年金を圧縮
●臆せず利用したい生活保護
●生活保護で社会保険料も免除
●1年だけ厚生年金に入る裏技

準・歩き遍路のすすめ
講談社+α新書
車や鉄道も適宜利用。自由きままな遍路旅。
私が拝まれる!ムリせず歩く、新遍路旅案内!!
静かな遍路道を歩き、お接待の心にふれる!有り難さに思わず合掌!!南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)。
今では四国霊場88ヵ所すべてに車が入るようになり、遍路の大多数が観光バスによる「団体遍路」か、自家用車による「車遍路」となった。いわゆる「歩き遍路」は全体の数パーセントにすぎないという。しかし、もともとお遍路さんといえば札所から札所へと巡り歩く巡礼のことであり、歩くことそれ自体が修行でもあった。しかし四国遍路の道中には高い山があり、雨の日も風の日もある。そこで、基本は歩きだが、札所と札所の間が長い場合とか、「遍路転がし」と呼ばれる急坂などでは、無理をしないで乗り物を利用しようという人々がいる。私はそんなお遍路を「準・歩き遍路」と呼ぶ。風の吹くまま、気の向くまま、自然体でのお遍路の旅を私も試みた。行く先々でお接待の心にふれる喜びは、何物にも代えがたい思い出となった。
●「発心(ほっしん)の道場」阿波の札所を歩く
●第1番霊山寺(りょうぜんじ)から第23番薬王寺(やくおうじ)
●「修行の道場」土佐の札所を歩く
●第24番最御崎寺(ほつみさきじ)から第39番延光寺(えんこうじ)
●「菩提の道場」伊予の札所を歩く
●第40番観自在寺(かんじざいじ)から第65番三角寺(さんかくじ)
●「涅槃(ねはん)の道場」讃岐の札所を歩く
●第66番雲辺寺(うんぺんじ)から第88番大窪寺(おおくぼじ)
●逆打ち?善根宿(ぜんこんやど)?お遍路用語集
●準・歩きのための実践アドバイス

在日 ふたつの「祖国」への思い
講談社+α新書
最も近く遠い隣国!相互理解の入門書!
日朝の歴史100年 孤独な時の扉を恋郷者が開く!!
占領と分断、背き合い生きた列島と半島の人々の恩讐の声を掬(すく)い希望を紡ぐ情と理とは!?
朝鮮半島の100年は、余りにも悲惨な出来事の連続だった。そして東北アジアは、憎しみと対立、侮蔑と反発に覆われ、幾重にも引き裂かれてきた地域である。この地域には、慟哭と痛恨の歴史が刻み込まれているのである。再び、それを繰り返してはならない。(中略)朝鮮半島と日本というふたつの「祖国」がその偏狭なナショナリズムの殻を打ち破り、地域により開かれた姿に変わっていくためには、ふたつの「祖国」は南北統一への長い道のりを共に歩んでいく同伴者にならなければならないのである。その曲折に満ちた道程を共に歩きながら、過去を虚心に振り返り、打ち捨てられた歴史の犠牲者に温かい眼差しを向ける時が訪れるに違いない。そのためにも、朝鮮半島と日本は共に変わっていかなければならないのだ。
●亡国の民、保護条約締結100年
●「大東亜戦争」が残した遺産
●朝鮮戦争、憎しみの「殺し合い」
●「殺し合い」の年に生まれて
●日韓条約、遠い接近から40年
●北朝鮮の国際的な孤立化
●日朝平壌宣言の問題とその克服
●韓国の太陽政策と民主的革命
●拉致問題解決のシナリオ
●南北統一への「長い道のり」

「隠れ脳梗塞」の見つけ方・治し方
講談社+α新書
ボケずに100歳、げんきに現役!!自分で脳の若返り
ボケの原因は誰も気づかない「隠れ脳梗塞」!この段階なら簡単な運動でボケを予防できる
「隠れ脳梗塞」は、いわば皮膚のシワやシミのようなもので、加齢によって誰にでも起こりうる脳の老化現象です。40代では3人に1人、50代では2人に1人、そして60代ではなんと8割以上に「隠れ脳梗塞」が起きています。一見、元気そうに見える人でも、小さな脳梗塞が起きていることが意外に多いのです。本書は、自覚症状がほとんどなく見落としがちな「隠れ脳梗塞」を自分で早期に発見し、本格的な脳梗塞、ひいてはボケを予防することをテーマにしています。本書では、簡単なゲームや体操などを楽しみながら、脳梗塞の予防と改善を行うプログラムを組みました。順を追って実践していただければ、100歳までボケずに元気に暮らせるでしょう。
●こんな症状が出たら要注意
●なぜ血管は傷むのか
●3つの種類の脳梗塞
●「隠れ脳梗塞」がわかる手の体操
●「隠れ脳梗塞」を避ける生活習慣
●「隠れ脳梗塞」を防ぐ食事
●遊びながら訓練する頭の体操
●脳は再生する
●ボケは必ず治る
●「隠れ脳梗塞」予防トレーニング

わが愛しきパ・リーグ
講談社+α新書
セ界の中心で巨人軍(ジャイアンツ)愛を叫ぶのは心が貧しい!!
2005年はパ・リーグの年!! 愛と情熱の告白
西武ライオンズが「西武」なら、読売ジャイアンツは「読売」でなければ公平公正でない!!
「楽天、パの大空へ」2004年11月11日、東北楽天ゴールデンイーグルスの結団式を伝える新聞の見出しである。久しぶりに明るい見出しを見たと思った。そもそもパシフィック・リーグの空は、オーシャンブルーに輝く青空のはずだった。ネーミングライツの売り出しに失敗した近鉄球団は6月、実際上オリックス球団に吸収合併されることが公式発表される。それからのてんやわんやは、過ぎてしまえば、あれはいったいなんだったんだと言いたくなるほど慌ただしかった。結局残ったのは、近鉄球団消滅、楽天球団参入という事実。と書いたとたんに「ダイエー」が「ソフトバンク」になった。つまり「球界再編問題」はまだ決着がついていないのだが、決着がつくのを待つのは、古いことわざだが「百年河清を俟(ま)つが如し」。
●パ・リーグ――それは自由と運命
●「純パの会」誕生のあるキッカケ
●純パの会が語り継ぐ10人の名選手
●純パ流・プロ野球の楽しみ方
●テレビ野球と球場野球は別もの!!
●消えた夢球場――藤井寺、日生…
●SHINJO選手にMVPを!!
●なぜ「パ・セ」ではないのか
●白いボールのファンタジー
●純パ会員アンケート調査大公開!!

盆栽名人の手のひら盆栽入門
講談社+α新書
四季を楽しみ樹を愛でる! 「名人」初のミニミニ盆栽本
「盆栽名人」直伝! 初心者もすぐにできる技とコツ!!
可憐さと癒し効果で女性にもブームのミニミニ盆栽。選び方、剪定(せんてい)、針金かけまで大公開!!
盆栽とは、自生している樹木の自然の姿を、鉢の中に自分の手で小さく作り出してみようとする、趣味の園芸です。盆栽というと、これまでは高級な道楽、古くさいもののように見られることが多かったわけですが、新しい感覚や商品に敏感な若い女性が、手のひら盆栽の愛らしい姿に心を奪われています。手のひら盆栽を一度でもご覧になれば、その凛とした美しさにきっと誰もが新鮮な感覚をいだくのではないでしょうか。持ち運びも簡単で、鉢を飾る場所も気にする必要がなく、樹を飾る鉢や入れ物も身近なものをとり入れやすいなど、盆栽には、現代人が求めるさまざまな要素が含まれています。そうした盆栽の楽しみをまさにコンパクトに閉じこめたのが手のひら盆栽です。
●手のひら盆栽とはなにか
●素材の選び方とコツ
●美しい樹形に仕上げるために
●太く育てるか、締めて育てるか
●植え替え時期は樹種によって違う
●曲を作りたいときは針金かけを
●ジン作りは意外に簡単
●花を咲かせるためのポイント
●人気のコケと石付き盆栽
●アイディアで広がる盆栽の世界