講談社+α新書作品一覧

患者第一 最高の治療
講談社+α新書
慈恵医大の驚くべき医療ミス!安心・満足する治療の受け方!!
相次ぐ医療ミス、心無い医師の言葉、無視される患者の声。
医者任せの患者意識が変われば日本の医療は変わる。
患者がすべきこと、言うべきこと。患者よ強くなれ!!
最近話題の医療問題。医師との関係や患者が自分を守る意識、セカンドオピニオンなどの情報が出回り始めました。つい最近までは病気にかかると「お医者さまにお任せして」「医療情報は患者には知らされないもの」とされていました。ところが突然「患者の権利は?」「納得のいく医療を受けるには?」と言われても、どうしていいか迷うところでしょう。実は米国も1970年代までは今日の日本と同じ状況でした。それが今では患者、医師、医療行政がそれぞれの責任を自覚し、よりよい医療を目指しています。全米最良のジョンズ・ホプキンス病院での体験から私が言えることは、臆せずメモを取る、わからないことは聞くといった、基本的な患者側の行動の変化が、満足のいく治療を受けるための第一歩だということです。
●メモを取って冷静な判断を
●「患者が第一!」と主張せよ
●満足のいく治療を受けていますか
●恐れず臆せず何でも医師に聞く
●米国で「患者の権利」は基本的人権
●自分の病気を本当に知っている!?
●最高の治療はまず「患者ありき」
●診察データはだれのもの?
●患者はいつまでも寝ていられない
●患者は「受け身」ではいけない

血液サラサラで病気を防ぎ治す
講談社+α新書
臨床例2500で実証された血液ドロドロの危険と改善!!
毛細血管モデル装置の開発者と、臨床応用している医師が語る血流と病気の関係。
動脈硬化、糖尿病、高脂血症、痴呆など、ドロドロ血液の影響と血流改善策の最新情報!!
「血液ドロドロ」は多くの場合、一過性ですが、その時に細胞が死んで、線維化した微少な痕跡は確実に蓄積していきます。その結果、組織の機能が年とともに低下し、予備力を超えた段階で症状が現れ、生活習慣病と診断される結果になるのでしょう。MC-FAN(毛細血管モデル装置)は、体の状態を自覚し、健康を維持・増進するのに貢献するのは確かだと思います。――菊池佑二
2001年4月から、MC-FANでの血流画像をお見せすることになり、「ドロドロ血液」だった脂肪肝の患者さんには、自覚を促す意味で大変有効でした。(中略)血液検査で「異常なし」、あるいは軽度の異常でも、「ドロドロ血液」であれば、中医学でいう「未病」、すなわち完全に病気にいたる前の半健康・半病気状態であるといえます。――栗原毅
●サラサラ血液流行の危険性
●見えてきたドロドロ血液の正体
●ドロドロ血液4つのパターン
●若い人たちのドロドロ血液
●脂肪肝では例外なくドロドロ血液
●糖尿病の合併症を早めるドロドロ
●血流の悪さは痴呆につながる
●薬では治らない生活習慣病
●血管の減少でおこる動脈硬化
●新たに期待される血流改善効果

フグが食いたい!
講談社+α新書
フグは日本人の食の頂点、フグの味、世界一の理由!
大衆フグ屋にもうまい店があり、高級料理店にも期待はずれの店がある。
一冬30回以上フグを食う著者が語るフグのすべて。
この冬、フグ屋へ行く前に必ず読む本!
フグ刺しはトラフグを使う。ちり鍋に使うのはシマフグやサバフグだから刺身のほうがうまいにきまっている。しかし、大皿にたっぷり盛った刺身をポン酢だけで食べきってしまうのは単調すぎる、もったいない気がする。トラフグのいいところを使った刺身を鍋に入れて、サッと一掬いしてポン酢につけて召し上がってごらんなさい、こんなうまいものはありませんよ、というのがその主人のお勧めであった。
一同、主人の勧めにしたがって、刺身を鍋に入れて食べてみた。
「なるほど!これはいい」異口同音に、何人かの口から嘆声があがった。私もその一人だった。
鍋派だ、刺身派だ、と固執することのほうがおかしい。おいしく食べられさえすれば、どんな食べ方だっていいではないか。
●薄切り派vs厚切り派
●初めてフグを食べた天皇は?
●養殖フグに毒はない!?
●「フグの常識」は例外だらけ
●フグ食の歴史は二万年前から
●「養殖・放流・天然」の違いとは?
●語源的には「フグ」より「フク」
●三、四月のフグは危ない
●フグ料理店の良否はここでわかる
●「刺身に葱」はやめたほうがいい

大阪あほ文化学
講談社+α新書
アホになりきれる強さがほんものの文化を創る!!
東京(巨人)と大阪(阪神)はこんなに違う!だから、こんなにスゴイ!
文化、暮らし、ものの言い方、考え方、気質など、その違いを徹底比較。
なぜ大阪がパワフルなのかがわかる一冊!
あっと驚かすことをいつも考えているのが商人。人を喜ばせることがサービスと信じて疑わない町、大阪。
「大阪では『オモロイ』というのが最大のほめ言葉。『オモロイ』ものが極限まで集積したのが道頓堀の風景」大阪のCMのコンセプトは「わしゃアホや。そやけどあんたもアホや」。この視点の低さが共感を呼ぶ。外からは「金に頭を下げる」と見られる関西だが、そこから見えてくるのは、儲けにもならないのに親切にしてしまうという、なんともお人好しの素顔でもある。
応援なのか、絶叫なのか。とにかく熱狂的といえば、甲子園の阪神ファン抜きには語れない。トラ文様のハッピ姿で、メガホンを叩き鳴らす。球場がどよめく。そのフィーバーは尋常ではない。「関西人のバイタリティの象徴ですわ」と団長は胸を張る!!
●すべて値切ってなんぼ
●「タコ」をこよなく愛す
●漫才、落語はオモロイモン勝ち
●「ええもん、つくんなはれ」
●ルール嫌いの大阪人気質
●「いらち」という活気
●東の「イキ」、西の「スイ」
●こてこて文化のシンボル
●「ネオ方言の時代」
●「生き金」を使うこと

親鸞と暗闇をやぶる力
講談社+α新書
苦悩や生きづらさを逆転!「生きる力」がつく本!!
闇のただ中に煩悩する一切の者を救わん、という親鸞の教えが、生きづらさに窒息しそうな現状に風穴をあける!どんな自分も、まるごと受けとめて癒してくれる本!
現実への違和感、苦悩は、自分の存在の深みからのメッセージなのであり、そのときにこそ「生きる意味」が再創造されるチャンスでもある。また、そのときにこそ闇の中で自分自身にとっての光が何であるのかを知るのである。――上田紀行
親鸞のまなざしは、そのまま現代の闇をも刺し貫いているのである。……死に身を任せるのではなくて、弥陀仏をたのむことこそが、真実の生の回復なのである。今日の世界の危機からの解放は、まさにこの一点にかかっていると言えまいか――高 史明
気ままに、わがままにふるまっているのに空しい、そうした感覚に自我はつきまとわれているのだ。……日本人の自我は不安やおびえを感じ、そのことがいっそう自己中心的ふるまいに駆り立てている、そんなふうにみえるのだ。――芹沢俊介
●人は闇や悪から多くを学ぶ
●誰もが業を引き受けて生きる
●気ままなのに空しいのは?
●親鸞のまなざし
●「我がまま」こそ生きる力
●苦悩することに意味が
●「自分探し」の方向が違っている
●生のエゴイズムと死の恐怖
●人生再生のとき
●人間が生身で生きる道がある

「幸せ脳」は自分でつくる
講談社+α新書
世界的大発見!!誰でもいつでも脳を賢くできる!!
誰でも世界一幸せになれる10の科学的メソッド!!
365日「恋愛中毒」を、「脳のリポビタンD」を摂る、など自分の脳細胞を上手に育てれば幸せ感がアップする!!
「大人になっても脳細胞は成長している」私たちはサルを使った実験でこんな画期的な事実を突き止め、世界的に話題を集めています。脳の成長は子供のころに停止し、それ以降は退化していくだけであると、それまでは考えられていたのです。
脳細胞が成長すれば、脳の情報処理能力が上がり、新しいことに挑戦する意欲や記憶力、そして創造力や問題解決能力がアップするのです。脳の神経細胞の成長には、生活方法、食事、環境などが大きく作用しますが、ということは、ちょっとした工夫で凝り固まった頭が柔らかくなり、もっと幸せを感じられるようになるのです。なぜなら「幸せだ」という気持ちは、これも脳の働きの善し悪しに左右されるからです。
●心の状態は変えられる
●性格も変えられるか
●脳が変わる科学的根拠
●不幸な体験を脳から消去
●ニューロンの育て方
●成人後の経験でも変わる脳
●夢の驚くべき役割
●運動で増える新生ニューロン
●「アミノ式」で脳パワー・アップ
●「脳のリポビタンD」を摂る

汚職・贈収賄
講談社+α新書
汚職事件の捜査や公判、意外に知らない実態!!
元東京地検特捜部長が明かす「汚職事件」の真実の姿。
刑法の条文は?罰則の重さは?政治家の言い逃れは?
続発する汚職事件の捜査・公判はどう進むのか。
政治家の犯罪、とりわけ汚職を追及していると、人間が権力を求める存在であること、権力をもつと倫理観が麻痺しがちになること、麻痺した倫理観を持った権力者は絶対的に腐敗するという現実に直面して絶望的になる。だが、それが人間の本性なのだろう。そうだとすれば、人間の本性を刑罰によって変えることは不可能といわなければならないから、倫理観の麻痺した人間を常に権力から排除することだけが、汚職をなくする有力な手段でしかないのではないか。結局、捜査機関ががんばる以外に道はないようである。
●昔も今も汚職は罪
●被害者のいない犯罪
●捜査の端緒
●検察・警察・国税庁の動き
●東京地検特捜部出勤!
●地検特捜部の体制は?
●捜査に圧力はある?ない?
●法廷戦術あの手この手
●具体的判決の例
●政治と検察力関係

最古参将棋記者 高みの見物
講談社+α新書
観戦記者として50年!盤側の御意見番が語る!!
棋王戦を中心に、名人戦・王将戦・王座戦・王位戦・竜王戦・棋聖戦など数多くの名勝負を見つめてきた現役最古参の将棋観戦記者だからこそ書ける秘話の数々!!
将棋は単なる盤上の遊びごとではなく、故・木村義雄14世名人がいつも強調されていたように「日本固有の文化」である。……どんな内容の優れた将棋でも、新聞に出なければ意味がない。名人、竜王などの大きなタイトルを争う7番勝負なら、主催紙で指し手が速報されるが、あくまで大ざっぱなもので、記録性に乏しく、忘れ去られてしまう。そこで登場するのが観戦記であり、私を含めた観戦記者という特殊な存在だ。私めは「棋王戦」を中心に観戦記を書きつづけ、「棋聖戦」「王位戦」からもお座敷がかかって、将棋界の7大タイトルのうちの3棋戦を担当して今日に至っている。といっても、書いてくれといわれなければ出番はない。いわば「日雇い」である。
●忠幸、将棋界にもの申す
●木村義雄名人との縁
●軍服姿の升田8段のにらみ
●企画立案の大名人、芹沢博文
●陣屋で中原―原田の模範対局
●加藤治郎8段と平手で対局
●坂口安吾が絶賛した観戦記
●「王将」という駒はない
●「王手をかける」は禁手
●羽生、ナゾの長考

英語でこう言う 日本語の慣用表現
講談社+α新書
「屁でもない」「猿も木から落ちる」って英語で何て言う?
「a piece of cake」、「Nobody is perfect.」が、その答え。
ことわざ、四字熟語、慣用句など、和英辞典では調べられない言い方を集め、英語ならではの表現が一冊に!!
外国で、言いたいことが心に思い浮かんでも、それが日本語特有の表現のために、英語で表現できない歯がゆさ、もどかしさを味わった方も多いと思います。また、文法的には正しく、自分ではうまく英語で表現したつもりでも、あまりに直訳的であったり、和製英語であるために、自分の気持ちが十分に相手に伝わらなかったり、相手に怪訝な顔をされた方もいるかもしれません。「曖昧模糊」、「縁の下の力持ち」、「鬼に金棒」、「金に目がくらむ」、「言葉じりをとらえる」、「神出鬼没」、「背に腹はかえられぬ」、「棚からぼた餅」、「二の足を踏む」「目の毒」などの日本語を直ちに英語で表現できますか?かなり英語力のある人でも、一瞬、戸惑う表現でしょう。これらの日本語特有の表現の「本来の意味」を説明し、適切な英語を紹介します。
●曖昧模糊……always obscure
●影が薄い……on the wane
●顔が広い……know a lot of people
●手も足も出ない……a killer
●口がうまい……a smooth talker(口が達者)
……good at flattering(お世辞がうまい)
●気が回る……very tactful(機転がきく)
……very considerate to others(思いやりがある)

40歳からの家庭漢方
講談社+α新書
今日から自分でできる!!病気を防ぐ漢方3000年の知恵!!
病気にならないための健康管理と病気を初期のうちに治してしまう心構え!!
それが家庭漢方の一番の効用だ。
10歳若返る心と体づくりを目指す、働き盛りのための本!!
太りすぎを治したい。しかも美しく健康にやせたい。これは若い人から中高年まで、だれもが望むところです。若い人は太りすぎは格好が悪いという美的側面からの願望が強いのですが、中高年になると健康面からも心臓病、動脈硬化、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の原因となるため、気をつけなければなりません。その上、体重が増えると膝や腰を痛めやすくなり、そうなると生活にも支障が出てきます。まず太ると、余分な皮下脂肪がつきます。太った人はちょうどお相撲さんのように重心が前のほうにあって、上半身が後ろにそる状態になります。背骨の自然なS字形湾曲が極端になり、腰椎に負担がかかって腰痛を引き起こすもととなるのです。漢方では、太りすぎを体質別に、気が関係するもの、血(けつ)が関係するもの、水(すい)が関係するものの3つに分けます。
●美しく健康な漢方ダイエット
●脱毛部位には生えぎわのお灸!
●聴力をアップする
●カラオケの声をよくする!
●ボケの始まりかと心配な人に!
●五十肩を治す!
●肩こりは二本足の宿命だから
●肘の痛み、膝の痛みをとる!
●ちょっと体が変と感じたら
●高血圧、花粉症、更年期障害

実践! 日常ながら運動ダイエット
講談社+α新書
男の健康ダイエット!
テレビ、雑誌で大反響!体重9kg、ウエスト11cm減!!
54歳の著者が自ら実践。見ためも体調もぐんと若返った著者が、誰でもどこでもできるこの運動にたどりつくまでと、その運動方法を自らモデルとなって紹介!
男の肥満は内臓脂肪型肥満が多いので、日常ながら運動でスリムになっていく過程は、ほぼ、体調不良や生活習慣病の予防、改善に通じます。また、体を動かして、外に向かってエネルギーを発することは、ストレスで押しつぶされそうな心を前向きにしてくれ、生活不安、社会不安、健康不安を軽減させてくれます。
でも「ダイエットで生活習慣病を予防するぞ!」などと堅苦しく考える必要はありません。軽いノリで、まずは「お腹まわりをすっきり、カッコよく」です。
人生50年といわれましたが、今では80年以上となりました。スリムな体型をキープして、いつも実年齢の7掛けくらいの気分で生きればよいのです。40歳なら28歳に、50歳なら35歳に、60歳なら42歳にイメージするだけでもワクワクしませんか。
●体重9kg減、お腹まわり11cm減
●キーワードは「5to10」の法則
●本当に忙しくて時間がないのだ
●太り続けるミスターフィットネス
●力自慢の痛風男
●電車内で立ってする運動
●パソコンしながらする運動
●パソコンながらストレッチ
●ウォーキングは5000歩から
●腰痛予防のながら運動

蕎麦の蘊蓄
講談社+α新書
ほんとうに美味しい蕎麦と蕎麦屋の見つけ方!!
全国1500の蕎麦屋を食べ歩いた“蕎麦食い”だから言える「香り」「こし」「喉ごし」「しなやかさ」「穀物の味」「禅味・俳味」の条件を満たす蕎麦!店名リスト付き!
1929年に出版された『食味の真髄を探る』には、当時の蕎麦の実態が記述されている。それと比較しても、昨今の蕎麦のレベルはいかに高いかがわかる。(中略)それを読めば、生粉打ち、十割蕎麦のおいしい生蕎麦を手軽に賞味させてもらえる現代の私たちは、幸せな時代に生きていることを実感する。
東京ガス時代に同僚と作った「TGそばの会」で蕎麦打ちに熱中したり、全国各地へ蕎麦食いの旅行に出かけ、蕎麦についてのいろいろな情報を集めてきた。全国の蕎麦店1500軒以上は回っている。本書は、これまでのそうした経験や知識を生かして、蕎麦の蘊蓄をまとめたものである。これを基にして、さらにうまい蕎麦を求め、かつ大いに蕎麦談義を楽しんでいただきたい。
●蕎麦の味覚は五味を超える
●蕎麦前で蕎麦を待つ
●蕎麦切りは「冷」がいちばん
●蕎麦をおいしく食べる七ヵ条
●蕎麦食べ歩きのコツ八ヵ条
●蕎麦屋をどう評価するか
●ピュアな粉を求めて
●つなぎで蕎麦は変身する
●蕎麦つゆのこだわり
●蕎麦は薬味で深まる

小澤征爾 音楽ひとりひとりの夕陽
講談社+α新書
聴く人を感動させる美しい音楽は、沈んでいく夕陽を見た時のような悲しい味がするんです――小澤征爾
至近距離から取材してきた著者が初めての「生の声」を届ける!
「実験」。小澤征爾は音楽家としての意味を語る時、つねにこの言葉を口にする。「東洋人として西洋音楽をどこまでやれるか」という挑戦の一日一日。「世界のオザワ」になった今日でも、その初志は変わっていない。ぼくの言う実験の本当の意味は、簡単な問いなんですよ。クラシック音楽は世界共通だと思っているんですよ。その実証の実験なんですよ。
文化の違いや歴史の違いが、音楽では仕切りがないと思いたいわけ、理屈では。で、本当にそうなのかというのがテーマなんです。実験はいまでも継続中です。そう簡単に答えは出てこないですよ。
ぐだぐだ理屈をこねるのではなくて論より証拠の「事実」を見せつけてやる、という冒険的姿勢こそ、小澤の流儀にほかならない。
●生き方のすべてが音楽の中に
●自分自身を見つめる目を養う
●「世界のオザワ」と日本
●音楽は知恵の器
●「個」が絶対大事
●いまもっとも力を注いでいること
●音楽はうんと個人的なもの
●なぜいい音楽が必要か
●日本が新実験場
●点で終わらないで先へつなげよう

50歳からの定年予備校
講談社+α新書
お金や肩書はなくても人生後半を楽しむ設計図!!
ますます長くなる定年後人生。生活を支える年金への不安!
少子高齢化社会の中で生きがいのある生活を築く自分の「個」の磨き方と「夫婦協業」精神の持ち方!
今日の日本では4人の現役が1人の高齢者を支えており、2010年にはそれが3人に、2025年には2人になってしまうのです。この事態を放置することはできません。現役世代がそんな高負担を担うわけにはいかないからです。そこで先進諸国は、高齢者の就業環境を整え、高齢者にもう一度働いてもらう政策を推進しています。また、現役世代の負担を軽減するために、高齢者への給付を見直す政策にも着手し、年金の減額、医療補助費のカットなどにも手をつけつつあります。(中略)こうした高齢者に対する新しい施策や考え方が、日本でも打ち立てられるでしょう。そうなればもう、定年後、のんびり過ごしていいという時代は終わります。この新しい時代の動きに、私たちは早く気づくと同時に、それに対応する行動を起こすべきです。
●一身にして二生を生きる
●「組織」から「個」の時代へ
●高齢者の能力は社会に貢献できる
●利他主義に徹する生き方を
●笑顔を磨けば生きる力がつく
●人生を前向きにする初動の習慣
●「個力」を活かす時間の活用法
●「振り」を有効に活用しよう
●人生後半からの仕事を創造する
●夫婦協業の力は無限大

ファンタジー・ビジネスのしかけかた
講談社+α新書
ハリー・ポッターの大ヒットを生んだ強かな戦略!!
ハリポタの世界的成功の源流は日本のサブカルチャーにあった。
「ファンタジー」を文学だけでなくビジネス・キーワードとして捉え直し、その可能性を検証する!
ハリポタの記録的な大ヒットは、決して偶然ではなかった。日本のテレビゲームやアニメやマンガというサブカルチャーが、世界中に浸透し人気を得ていた現状を、もっとも的確に、しかも巧みに活字世界に置き換えた作者の企みが成功したのだ。ファンタジービジネスの鉱脈は、まだまだ膨大で、十分には掘り起こされてはいない。それを掘り出し、アレンジして商品化する才覚が、いまこそ求められているのだ。
『千と千尋の神隠し』が欧米で高い評価を得ているように、活字メディアでも日本独自のファンタジーや物語世界の創造が可能であろう。海外の作品の翻訳でベストセラー化を狙うだけではなく、意欲的で新しいファンタジーの創造に向かうチャンスでもある。
<あのハリー・ポッターがなぜ売れた>
●驚異の大ベストセラーシリーズ
●メディアのマジックとトリック
●すばらしい翻訳という神話
●悪の枢軸とハリー・ポッター
●対決!ポケモンとハリポタ
●ハリー、没個性の主役
●RPGとしてのハリポタ
●マンガの中のファンタジー
●源流は日本のサブカルだった!
●ファンタジービジネス成功の法則

日本の名河川を歩く
講談社+α新書
天然アユが遡上する!!
絶景の名川、秘川、湧水!!
日本の川を歩きつくし、守ってきた第一人者が、使命感に燃えて名河川を紹介!!
天然アユの遡上、水質、川漁、カヌー、魚の味等10項目、総得点制で厳正採点!!
近年、「天然アユの遡上する山隠の清流」として名を上げてきた高津川は、流程81キロメートルの中型河川だが、わが国ではもう絶滅寸前となった「ダムのない自然河川」である。流れは、六日市町を源流とする本流と、本流とほぼ同規模で、西中国山地の広島県の最高峰・恐羅漢山(おそらかんざん)(1346メートル)を源流とする匹見川から成る。匹見川は、西中国山地国定公園の表匹見峡、裏匹見峡、奥匹見峡を流域に抱える大渓谷で、五段の滝・夫婦滝・つむぎ滝・剣滝などの滝群、小沙夜淵・平田淵・屏風ケ淵・亀ケ淵・粋の淵などの深淵が、ブナ・ミズナラ・トチ・ケヤキなどの広葉樹や天然ヒキミスギに育まれて、現代にも清らかな流れを保っている。イワナの西限魚“幻のゴキ”の生息地でもある。
●天然アユがのぼる100名川
●日本名河川ベスト10はここ!
●第1位 高津川(島根県)
●川の神様が棲まわれている
●“ミズガキ”が遊ぶ川
●最後の清流が教えること
●“金アユ”の川よ、よみがえれ!
●ブナの原生林から染み出る流れ
●そっと教えます!秘川&湧水
●川漁師のいる風景 四万十川ほか

生命のバカ力
講談社+α新書
科学が証明する、人間が不可能を可能にする「隠された力」!!
なぜ理屈では考えられない力が出てくるのか!?
ノーベル賞に近い日本人とされる著書が、自分の体験から発見した、人間が想像を超える大きな力を出す9つの方法。凡才が天才になれる!!
本書に書いたように、私たちの遺伝情報はほとんど眠っているのです。そうすると、眠っているよい遺伝子をONにして、起きている悪い遺伝子をOFFにすることができれば、私たちの可能性は飛躍的に発展するのです。このことが科学の言葉で語られつつあるというエキサイティングな時代がはじまろうとしています。これらのことを、私の「ナイト・サイエンス」とまじえながら、一般の人にわかっていただきたいと思って書いたのが本書です。そして、糖尿病の人の食後血糖値の上昇が「笑い」によって著しく抑えられるという、世界初のデータと、それが生まれる経過についても語っています。
●遺伝子はONにもOFFにもなる
●絶食や断食のからくり
●偉大な「ナイト・サイエンス」
●「半バカ」になる!
●私の中の眠れる遺伝子が目覚めた
●究極のプラス発想!
●ここが違うプロの情報入手法
●「天の貯金」の教え
●いい業績をあげる人の共通点
●いまここに生きることの価値

LD・ADHDは病気なのか?
講談社+α新書
米国から輸入された「LD」は、日本の迷惑昔「不器用児」といわれた問題が、米国で「LD・ADHD」という概念が作られ、日本に輸入された。これが、日本の教育・医療の欠陥から「重大な病気」とされた。本当の診断基準から、治療法までを小児科医が解き明かす!
子供の心がわかる話題の本!
あいまいな診断基準が新たな誤解・偏見を作る!!
「個性」としてとらえるべきことも、「LD」「ADHD」と診断されて、「脳の病気」とされてしまう。
本当の診断基準から、治療法までを小児科医が解き明かす!
LDもADHDも、視点を変えれば、「脳の発達のしかたの個性」と見てよいのかもしれません。
認知能力の全分野がまんべんなく、同じ速度で相まって発達するのが理想的ですし、ほとんどの子どもがおおむねそのような発達をします。
しかし、脳の一部分が何らかの理由で少しだけ遅れて発達するということで、子どものころにアンバランスな表現を示し、それが行動や行為に現れてくるのが、LDやADHDとして診断されるものです。
教師や保護者などが困るという状況が多いようですが、理解のしかたのまずさが生んでいる悲劇が多いのです。
<LD・ADHDは病気なのか?>
●アスペルガー症候群
●LD・ADHDはどう違うのか
●LDと精神遅滞との違い
●LDを調べる脳の検査
●LDと児童虐待の背景は異なる
●一億総ADHDなのか?
●LDを疑わせる兆候
●安易に使用される診断名
●厚生労働省のチェック・ポイント
●LDの治療・まず原因を調べる

日記力『日記』を書く生活のすすめ
講談社+α新書
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、インターネット……。情報が氾濫する時代、逃してはいけない大切なことをメモにとる。日記を書くとみずみずしい感性を失わない。自分なりに、情報を自由に書く、新しい日記の書き方!
●日記を書き続けることで、変化してきたのはどんなことかというと、敏感になったことでしょう。それまでなら「まあ、たいしたことないや」と思っていたことが、「気にしたほうがいい」と感じるようになったこと。反対に、気にしていたことが「今日はこういうことがありました」でいいだろう、という考え方をするようになったのもあります。
僕が成熟することでの変化であったり、他の変化であったりします。それを隠そうとしても、毎日書き続けることで、それを見れば出てくる。だからといって、それが正解とはいえない。
日々の変化というのは、日記を書き続けることで、若返る、みずみずしい感性を保ち続けることであり、日記を読み返すことで、感性の衰えを感じることでもあります。
<日記力『日記』を書く生活のすすめ>
●インターネットでは拾えない情報
●訃報記事は過去の復活
●今日でなければ無意味なもの
●日記憲法5ヵ条
●時代を俯瞰する目
●アンテナの磨き方
●昨日と今日の微妙な変化
●日記の若返り効果
●120日坊主から始めよう
●遺言と自分史

異文化間コミュニケーションの技術―日米欧の言語表現
講談社+α新書
「next」は「今度」か、「次」なのか?表現技術の差はここにある!!
「本音と建て前」の日本語と「本音」文化の英語。
心と表現のギャップ、英語同士でも誤解や混乱を招く表現を具体例で紹介。
日米欧の表現の相違を知れば真の意思疎通が図れる!
近年、異文化理解のためのコミュニケーション研究が盛んである。しかし、多くは日英比較文化論や日米比較文化論でしかない。これでは異文化の文字が泣く。いまやアメリカとEU、そして日本の時代である。単一の国との比較文化論を論じているときではない。特にヨーロッパにおいては、EU主要国であるドイツ・フランスを論じることなしに文化を理解するのは不可能だ。ヨーロッパ文化を理解して初めて日本の活路が開かれる。
本書では、異文化間コミュニケーションの根本である言語表現を、わかりやすく例をあげて分析し、正確に把握する方法を説いた。日本語表現と比較しながら、英語を中心とした各種のヨーロッパ言語表現の神髄を理解し、彼らの考え方を探ろうというものである。個人が情報を正しく分析できて初めて、真のコミュニケーションが図れる。
<異文化間コミュニケーションの技術 日米欧の言語表現>
●欧米人から見た難解な日本語表現
●進化する日本語
●英語同士なのに意味が通じない
●英語だけでは英字新聞は読めない
●コミュニケーションを円滑にする
●心と表現のギャップ
●英語は本音、日本語は建て前
●褒(ほ)める文化、謙遜する文化
●「ASAP」は何のこと?
●ちょっと俗な言い回し