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帝国の昭和 日本の歴史23
テイコクノショウワニホンノレキシ
- 著: 有馬 学

「満蒙権益」を正当化し、日中戦争を「聖戦」とする論理とは?開戦・敗戦へ至る政治抗争の背景に何があったか?
昭和戦前期の日本を根底から問い直す!
窮乏する農村と「モダン」な帝都という二重構造のなか、指導層と大衆は何を希求したか。「満蒙権益」を正当化し、日中戦争を「聖戦」とした陸軍中堅層、革新官僚、経済テクノクラートたちの論理と野望。挙国一致内閣、翼賛体制に至る「非常時」の政治・イデオロギー抗争……。帝国日本と日本人にとっての<戦争>とは。昭和戦前期の「歴史」を問い直す。
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目次
プロローグ 過去は外国である
第1章 普通選挙と政党内閣
第2章 ワシントン体制の変容と日本
第3章 「挙国一致」内閣の時代
第4章 「非常時」の表と裏
第5章 革新の光明?
第6章 総力戦の諸相
終章 「戦時」とモダニティ
書誌情報
紙版
発売日
2010年05月13日
ISBN
9784062919234
判型
A6
価格
定価:1,496円(本体1,360円)
通巻番号
1923
ページ数
400ページ
シリーズ
講談社学術文庫
初出
原本は、2002年、小社より刊行された。