エコエティカ

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エコエティカ

エコエティカ

講談社学術文庫

今日、生命倫理や医の倫理、環境倫理や技術倫理など、すべての分野で倫理が問い直されている。エコエティカとは、これら一切を含む「人類の生息圏の規模で考える倫理」のことで、高度技術社会の中で人間の生き方を考え直そうとする新しい哲学である。人間のエコロジカルな変化に対応する徳目とは何か。よく生きるとはどういうことか。今こそエコエティカの確立が急務であると説く、注目の書下し。


Ⓒ今道友信

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目次

1 エコエティカとは何か――序論的考察――
2 倫理の復権
   1.自然や物に対する人間の責任
   2.人間のエコロジカルな変化
   3.よく生きるための倫理
   4.倫理はなぜ忘れられるのか
   5.技能動物化する人間
   6.身近なエコエティカ
3 新しい徳目論
   1.倫理の具体像としての徳
   2.徳目創造の歴史
   3.新しい徳目の創造
4 道徳と論理
   1.日本人の道徳意識
   2.技術連関と道徳意識の変化
   3.行為の論理構造
   4.新しい形の技術的抽象
   5.科学技術と人間の自己規正
   6.火のミュートス
5 人間と自然
   1.原始自然の中の人間の位置
   2.自然と技術連関
   3.自然に学ぶ

書誌情報

紙版

発売日

1990年11月05日

ISBN

9784061589469

判型

A6

価格

定価:1,122円(本体1,020円)

通巻番号

946

ページ数

222ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2023年08月15日

JDCN

06A0000000000712039G

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