ソクラテスと朝食を 日常生活を哲学する

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ソクラテスと朝食を 日常生活を哲学する

ソクラテストチョウショクヲニチジョウセイカツヲテツガクスル

「ソフィーの世界」の再来を予感させる話題の書!
起床から洗面などの準備、通勤、職場、病院の予約、両親との昼食、サボり、ショッピング、休日の予約、ジム通い、カウンセリングを受ける、テレビを視る、夕食をとる、パーティに参加する、パートナーとの口論、セックス、就寝……日々の生活でわたしたちがなす行為を、哲学的に読み解いてみるとこうなった!
ロラン・バルト、ジャック・デリダ、ニーチェ、レビ・ストロース,ベーコン、カール・シュミット、ボーボワール、モンテーニュ、プラトー、ユング、フロイト……などなどを引き合いに、日々の生活の哲学的意味を解き明かす哲学入門。


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目次

 はじめに
1 目覚める Waking up 9
2 身支度をする Getting ready
3 通勤する Travelling to work
4 仕事をする Being at work
5 医者にかかる Going to the docotr
6 両親と昼を食べる Having lunch with your parents
7 サボる Bunking off
8 ショッピング Shopping
9 休暇の予約をする Booking a holiday
10 ジムに行く Going to the gym
11 風呂に入る Taking a bath
12 本を読む Reading a book
13 テレビを見る Watching TV
14 夕食を作って食べる Cooking and eating dinner
15 パーティに行く Going to a arty
16 同居人と喧嘩する Arguing with your partner
17 セックスをする Having sex
18 眠って、夢を見る Falling asleep and dreaming

書誌情報

紙版

発売日

2012年09月21日

ISBN

9784062153850

判型

四六

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

314ページ

著者紹介

著: ロバート.ロウランド・スミス(ロバート.ロウランド・スミス)

成績優秀な学生にのみ与えられる特別奨学金を受け10年間にわたりオックスフォード大学で学究生活を送った後、経営コンサルタントとして10年以上の実績を積んできた。象牙の塔から現実社会まで、錯綜する物事を簡潔に描写する技術がある。 哲学、文学、精神分析などに関する学術論文多数。英国、フランス、ノルウェー、米国などの大学の教壇に立ち、ジャック・デリダをして「俊逸!」と言わしめた注目の星。

訳: 鈴木 晶(スズキ ショウ)

1952年東京生まれ。東京大学文学部卒。現在、法政大学国際文化学部教授。著書に『フロイト以後』(講談社現代新書)、『フロイト 精神の考古学者』(河出書房新社)、『フロイトからユングへ』(NHK出版)、『バレエとダンスの歴史』(平凡社)他多数。訳書に『ディアギレフ』(みすず書房)、ドラーイスマ『なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか』(講談社)、コット『奪われた記憶』(求龍堂)、ストー『フロイト』(講談社選書メチエ)、ゲイ『フロイト』(みすず書房)、ジジェク『ラカンはこう読め!』(紀伊國屋書店)他多数。

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