生き方と哲学

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生き方と哲学

イキカタトテツガク

生き方を変えるとはどういうことか
「自分時間」を恢復せよ! 渾身の提言!
ウィトゲンシュタインは前期と後期でどう変わったのか?
アリストテレス、キルケゴール、ニーチェ、ドストエフスキーなどの豊饒な思索と言葉に寄りそいつつ、今こそ根源的に考える。

我々が生き方について悩むのは、人間には種として固定された生き方が存在せず、その代わりに個々の人間が自分の生き方を持たなければならないという人間の元来のあり方に起因している。それは人間の宿命である。我々の悩みの源である人間のこのあり方は、二つの「自由」という形をとって我々に働きかけ、我々に迷いと悩みを強いる。その二つの自由とは生の形の自由と思考の自由である。――<本書より>


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書誌情報

紙版

発売日

2011年07月10日

ISBN

9784062170390

判型

四六

価格

定価:1,980円(本体1,800円)

ページ数

298ページ

著者紹介

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