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中学生の君におくる哲学
チュウガクセイノキミニオクルテツガク
- 著: 斎藤 慶典
「どうして勉強しなきゃいけないの?」「なぜスカートの丈を短くしたら叱られるの?」「『いじめ』はなくならないの?」「僕らの生きている『世界』って?」「『死ぬ』のはどういうこと?」中学生諸君!テツガクシャ校長が一緒に考えます。
中学生諸君!
哲学者が校長先生になった――。
「決して誰もが14歳を迎えるというわけではないことに思いをいたしながら、
これから14歳を迎える君に、
現に14歳の君に、
そしてかつて14歳だった君に、
本書を捧げる」
哲学者が校長先生として、
さまざまな形で「哲学のはじまり」に立つ君へ贈る、
大切な言葉の集まり。
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目次
I 中学生になるということ
1章 入学式
補章 若きはゆたかなれ
II 中学生の日常
2章 なぜ、勉強しなきゃいけない?
3章 「考える」
4章 スカート丈の/と自由
5章 死と自由
6章 生命と環境
7章 人にやさしく?
8章 「いじめ」はなくならない?
9章 私って誰?
III より深く考える
10章 「世界」が/と「ある」
IV 別れと旅立ち
11章 一行の詩を作るためには
12章 時によせて
13章 流れ去る時間と、堆積する時
14章 「力」に向き合う
15章 友情
書誌情報
紙版
発売日
2013年01月29日
ISBN
9784062181228
判型
四六
価格
定価:1,430円(本体1,300円)
ページ数
202ページ
電子版
発売日
2013年03月15日
JDCN
0621812200100011000W
初出
執筆にあたって以下の箇所で公表した文章を素材として用い、いずれも本書に収めるにあたって大幅な改定を行ったもの。 『毎日小学生新聞』2011年4月~2012年3月まで毎月1回連載(計12回)、『Dream Navi〔ドリーム・ナビ〕』(編集/発行・四谷大塚)2011年9月号、2012年10月号、『中等部(年鑑)』(編集/発行・慶應義塾中等部)2008年~2012年、『VERITAS(慶應義塾中等部・紀要)』14(2008年)~18(2012年)
著者紹介
斎藤慶典(さいとう・よしみち 慶應義塾大学教授、哲学者) 1957年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。同大学院文学研究科博士課程修了。 哲学博士。現在、慶應義塾大学文学部哲学科教授。現象学、西洋近代・現代哲学を専攻。 2007年より2012年まで慶應義塾中等部長を兼任。 著書『「実在」の形而上学』(岩波書店)、『知ること、黙すること、遣り過ごすこと――存在と愛の哲学』(講談社)、『哲学がはじまるとき――思考は何/どこに向かうのか』(ちくま新書)、『デリダ――なぜ「脱-構築」は正義なのか』(NHK出版)、『思考の臨界――超越論的現象学の徹底』(勁草書房)ほか多数。
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