愛

マイページに作品情報をお届け!

電子あり

アイ

講談社現代新書

本書でわたしは、「愛」の本質を明らかにした。性愛、恋愛、友愛、親の子に対する愛……。愛にはさまざまな形があるが、これらはいずれも、本来まったく異なったイメージを与えるものである。にもかかわらず、なぜこれらは「愛」の名で呼ばれうるのか?
それは、そこに「愛」の、ある“理念性”の本質が通奏低音のように響いているからである。性愛も恋愛も友愛も親の子に対する愛も、その「愛」の通奏低音の上に、それぞれ独自の音色を響かせているのだ。本書の目的は、これら「愛」の名のもとに包摂されるありとあらゆる「愛」の本質を明らかにすることにある。
「愛」とは何か、そしてそれはいかに可能か? これが、本書でわたしが挑み、そして明らかにした問いである。

 


Ⓒ苫野 一徳

  • 前巻
  • 次巻

目次

はじめに
第1章 「愛」の哲学序説
第2章 性愛
第3章 恋愛
第4章 真の愛
第5章 「愛」はいかに可能か
おわりに

書誌情報

紙版

発売日

2019年08月21日

ISBN

9784065170472

判型

新書

価格

定価:946円(本体860円)

通巻番号

2537

ページ数

224ページ

シリーズ

講談社現代新書

電子版

発売日

2019年08月21日

JDCN

06A0000000000144433U

著者紹介

オンライン書店一覧

ネット書店一覧

電子版取扱い書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT