人格の哲学

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電子あり

人格の哲学

ペルソナノテツガク

講談社学術文庫

「人格(ペルソナ)」とは、単にかけがえのない個であるばかりでなく、他者との交わりにおいて存在し、自己を実現する主体である――。
古代以来の神学から現代の哲学までを渉猟。真の「人格」理解を通してあらゆる存在の価値の基礎づけと倫理の構築を目指す、著者畢生の書。
これを知らずして、「人間の尊厳」も「善」も語れない!

[本書の内容]
序論 人格(ペルソナ)について語ることの難しさ
第一章 個人から人格へ――人格の哲学をめざして
第二章 「世俗化」と「人格」概念
第三章 行為と人格
第四章 存在としての人格
第五章 人格の形成
第六章 人格(ペルソナ)の神学的考察


Ⓒ稲垣良典

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目次

序論 人格(ペルソナ)について語ることの難しさ
第一章 個人から人格へ――人格の哲学をめざして
第二章 「世俗化」と「人格」概念
第三章 行為と人格
第四章 存在としての人格
第五章 人格の形成
第六章 人格(ペルソナ)の神学的考察

書誌情報

紙版

発売日

2022年03月10日

ISBN

9784065273609

判型

A6

価格

定価:1,177円(本体1,070円)

通巻番号

2708

ページ数

272ページ

シリーズ

講談社学術文庫

電子版

発売日

2022年03月09日

JDCN

06A0000000000440986P

初出

本書の原本『人格《ペルソナ》の哲学』は、2009年に創文社から刊行されました。

著者紹介

著: 稲垣 良典(イナガキ リョウスケ)

1928年生まれ。東京大学文学部卒業。アメリカ・カトリック大学大学院哲学研究科にてPh.D.を取得。文学博士(東京大学)。九州大学名誉教授。専門は中世スコラ哲学。『神学大全』の翻訳で第67回毎日出版文化賞,『トマス・アクィナスの神学』および『トマス・アクィナス 「存在(エッセ)」の形而上学』で第27回和辻哲郎文化賞をそれぞれ受賞。

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