フーコーの系譜学 フランス哲学〈覇権〉の変遷

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フーコーの系譜学 フランス哲学〈覇権〉の変遷

フーコーノケイフガク フランステツガクハケンノヘンセン

講談社選書メチエ

危機の20世紀はフランスの〈知〉をいかに変えたか? 「ニヒリズム」に抗し、生命の躍動を歌うベルクソンと、意識の自由を掲げるサルトルを経て、「理性」と「権力」の実像を暴くフーコーへ。時代と格闘し、哲学を深化させた三巨匠を、鮮やかに読み解く意欲作。

【目次】
まえがき
プロローグ 哲学の現実化の道
第一章 ベルクソン 生命の躍動
1 『時間と自由』 自分の心をとらえる
2 『物質と記憶』 心と身体の関係
3 『創造的進化』 生命進化と知性
4 『道徳と宗教の二源泉』 人類愛への飛躍
第二章 サルトル 実存の不安
1 『存在と無』 意識の自由
2 『方法の問題』 実存と知
3 『弁証法的理性批判』 実存主義と弁証法
第三章 フーコー 悲劇と権力
1 『狂気の歴史』 理性という暴力
2 『言葉と物』 人間の有限性
3 『監獄の誕生』『性の歴史』 権力から倫理へ
エピローグ 三角形の問題空間=ベルクソン・サルトル・フーコー
あとがき
参考文献
索引
あとがき
参考文献
索引


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目次

まえがき
プロローグ 哲学の現実化の道
第一章 ベルクソン 生命の躍動
1 『時間と自由』 自分の心をとらえる
2 『物質と記憶』 心と身体の関係
3 『創造的進化』 生命進化と知性
4 『道徳と宗教の二源泉』 人類愛への飛躍
第二章 サルトル 実存の不安
1 『存在と無』 意識の自由
2 『方法の問題』 実存と知
3 『弁証法的理性批判』 実存主義と弁証法
第三章 フーコー 悲劇と権力
1 『狂気の歴史』 理性という暴力
2 『言葉と物』 人間の有限性
3 『監獄の誕生』『性の歴史』 権力から倫理へ
エピローグ 三角形の問題空間=ベルクソン・サルトル・フーコー
あとがき
参考文献
索引

書誌情報

紙版

発売日

1997年04月10日

ISBN

9784062581011

判型

四六

価格

定価:1,708円(本体1,553円)

通巻番号

101

ページ数

284ページ

シリーズ

講談社選書メチエ

電子版

発売日

2015年08月28日

JDCN

0625810100100011000E

著者紹介

著: 桑田 禮彰(クワタ ノリアキ)

1949年、東京生まれ。一橋大学卒業後、同大学大学院博士課程修了。駒澤大学外国語部助教授。専攻は、フランス現代思想。共編著に『ミシェル・フーコー 一九二六─一九八四』があるほか、訳書に『世紀末を越える思想』、共訳書に『アンリ・ベルクソン』、『ミシェル・フーコー 考古学と系譜学』(いずれも新評論)がある。

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