高橋誠一郎経済学史著作集3:経済学史

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高橋誠一郎経済学史著作集3:経済学史

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創文社オンデマンド叢書

経済学者、教育者、政治家であった著者の「経済学史」の論集。全四巻の第三巻は、アダム・スミス以来リカードに至る経済学を精査する

【目次】 

第一章 アダム・スミスと其の『国富論』
1 科学としての経済学の成立 2 所謂古典学派 3 アダム・スミスと其の英国先輩諸学者 4 アダム・スミスと仏国学者 5 スミスの講演草稿及び講義筆記 6 倫理哲学体系の一部としてのスミス経済学 7 スミスの科学的研究方法 8 スミスの価値学説 9 スミスの賃銀論 10 スミスの利潤論 11 スミスの地代論 12スイスの重商主義排撃 13 『国富論』の影響
第二章 第十八世紀末に於ける英国農業保護論者及び土地制度改革論者
1 農業保護論と地代学説 2 アンダーソンの『国民的勤勉に就いての考察』 3 アンダーソンの『穀法の本質に就いての研究』 4 産業革命の小農民に及ぼせる影響 5 トーマス・スペンスの地租単税論 6 ウィリアム・オーグルヴィの累進的土地均分法 7 トーマス・ペインの『農地上の正義』
第三章 トーマス・ロバート・マルサスの『人口論』及び地代説
1 ウィリアム・ゴッドウィン及びコンドルセ―侯の政治的理想主義 2 『人口論』初版 3 『人口論』第二版 4 「近代的産児制限運動の始祖」フランシス・プレース 5 穀法問題に関するマルサスの小冊子並びに其の地代説 6 サー・エドワード・ウェストによって表明せられたる収益逓減法則及び地代理論
第四章 デーヴィッド・リカードオと古典的経済理論の完成
1 ジェレミー・ベンサムの功利主義並びに其の経済論 2 リカードオの通貨論 3 リカードオと穀価問題 4 リカードオの『経済及び課税原理』 5 リカードオの価値学説 6 リカードオの地代論 7 リカードオの賃銀論 8 リカードオの利潤論其の他 9 『原理』以後の両小冊子
第五章 リカードオの直接継承者
1 ジェームズ・ミルと其の諸著作 2 ジェームズ・ミルの『経済学根本義』 3 ジョン・ラムジィ・マカラックの『経済学の発生、進歩、特殊目的及び重要性』 4 マカラックの『経済原論』 5 トーマス・ヅ・クィンシィのリカードオ弁明
第六章 リカードオ直後に於ける其の経済理論に対する英国経済学者の修正意見
1 リカードオ学徒の価値学説に対するマルサスの批評 2 アトキンソン、トーレンズ、ベーリィ及びウェスト 3 利子に関する「労働説」に対する「間接生産力説」 4 資本家所得の弁明――ナッソー・ウィリアム・シィニィオアと其の制欲説 5 地主の対社会的関係弁護――リカードオの地代学説に対するマルサスの批評 6 リチャード・ジョーンズの地代論 7 リカードオ賃銀学説の修正
解題 福岡正夫


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目次

目次 

第一章 アダム・スミスと其の『国富論』
第一節 科学としての経済学の成立
第二節 所謂古典学派
第三節 アダム・スミスと其の英国先輩諸学者
第四節 アダム・スミスと仏国学者
第五節 スミスの講演草稿及び講義筆記
第六節 倫理哲学体系の一部としてのスミス経済学
第七節 スミスの科学的研究方法
第八節 スミスの価値学説
第九節 スミスの賃銀論
第十節 スミスの利潤論
第十一節 スミスの地代論
第十二節 スイスの重商主義排撃
第十三節 『国富論』の影響
第二章 第十八世紀末に於ける英国農業保護論者及び土地制度改革論者
第一節 農業保護論と地代学説
第二節 アンダーソンの『国民的勤勉に就いての考察』
第三節 アンダーソンの『穀法の本質に就いての研究』
第四節 産業革命の小農民に及ぼせる影響
第五節 トーマス・スペンスの地租単税論
第六節 ウィリアム・オーグルヴィの累進的土地均分法
第七節 トーマス・ペインの『農地上の正義』
第三章 トーマス・ロバート・マルサスの『人口論』及び地代説
第一節 ウィリアム・ゴッドウィン及びコンドルセ―侯の政治的理想主義
第二節 『人口論』初版
第三節 『人口論』第二版
第四節 「近代的産児制限運動の始祖」フランシス・プレース
第五節 穀法問題に関するマルサスの小冊子並びに其の地代説
第六節 サー・エドワード・ウェストによって表明せられたる収益逓減法則及び地代理論
第四章 デーヴィッド・リカードオと古典的経済理論の完成
第一節 ジェレミー・ベンサムの功利主義並びに其の経済論
第二節 リカードオの通貨論
第三節 リカードオと穀価問題
第四節 リカードオの『経済及び課税原理』
第五節 リカードオの価値学説
第六節 リカードオの地代論
第七節 リカードオの賃銀論
第八節 リカードオの利潤論其の他
第九節 『原理』以後の両小冊子
第五章 リカードオの直接継承者
第一節 ジェームズ・ミルと其の諸著作
第二節 ジェームズ・ミルの『経済学根本義』
第三節 ジョン・ラムジィ・マカラックの『経済学の発生、進歩、特殊目的及び重要性』
第四節 マカラックの『経済原論』
第五節 トーマス・ヅ・クィンシィのリカードオ弁明
第六章 リカードオ直後に於ける其の経済理論に対する英国経済学者の修正意見
第一節 リカードオ学徒の価値学説に対するマルサスの批評
第二節 アトキンソン、トーレンズ、ベーリィ及びウェスト
第三節 利子に関する「労働説」に対する「間接生産力説」
第四節 資本家所得の弁明――ナッソー・ウィリアム・シィニィオアと其の制欲説
第五節 地主の対社会的関係弁護――リカードオの地代学説に対するマルサスの批評
第六節 リチャード・ジョーンズの地代論
第七節 リカードオ賃銀学説の修正
解題 福岡正夫
索引

書誌情報

電子版

発売日

2023年03月31日

JDCN

06A0000000000567458E

著者紹介

著: 高橋 誠一郎(タカハシ セイイチロウ)

1884~1982年。慶應義塾大学政治学科卒業。経済学者、教育者、政治家、慶應義塾大学名誉博士。日本藝術院院長、帝国学士院会員、日本舞踊協会会長、国立劇場会長、東京国立博物館長、文部大臣等を歴任。経済の専門は、アダム・スミス以前の重商主義経済学説。 著書に、『高橋誠一郎コレクション・浮世絵』〈全七巻〉『回想九十年』『春日随想』『春信』『浮世絵随想』『江戸の浮世絵師』『新浮世絵二百五十年』『浮世絵と経済学』『経済学、わが師わが友』『正統派経済学説研究』(共著)『続経済思想史随筆』『浮世絵講話』『西洋経済学史』『経済学史略』『西洋経済古書漫筆』『古版西洋経済書解題』『改訂重商主義経済学説研究』『経済思想史随筆』『浮世絵二百五十年』『経済学史(上)』『経済原論』『アリストテレース』『経済学史』(共著)『福澤先生伝』『重商主義経済学説研究』『経済学史』『経済学前史』『経済学史研究』などがある。

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