ドン・カルロス

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ドン・カルロス

ドンカルロス

創文社オンデマンド叢書

新旧両派の宗教的抗争に渦まく16世紀スペインを舞台に、太子ドン・カルロスと父フィリップ2世の対立はのっぴきならないまでに深まっていく。本書は近代史学を完成させたランケが、様々に歪められた文書の森の中から厳密な史料批判を通して、当時の国際情勢の中で父とこの対立の悲劇が終幕をめざして進行するすばらしいまでに深い歴史的世界を描いた名著。

【目次より】
訳者のはしがき
ドン・カルロス
I 批判的論述
一 これまでの諸叙述の分析
二 最も重要な論点の検討
II ドン・カルロス伝
一 ドン・カルロスの素性
二 幼少時代
三 国政への関与。結婚の諸案
四 オランダに対する関係。フリップ二世の宗教政策に関する余論
五 父に対する太子の反抗的態度
六 太子の逃亡計画。彼の監禁
七 太子ドン・カルロスの死


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目次

訳者のはしがき
ドン・カルロス
I 批判的論述
一 これまでの諸叙述の分析
二 最も重要な論点の検討
II ドン・カルロス伝
一 ドン・カルロスの素性
二 幼少時代
三 国政への関与。結婚の諸案
四 オランダに対する関係。フリップ二世の宗教政策に関する余論
五 父に対する太子の反抗的態度
六 太子の逃亡計画。彼の監禁
七 太子ドン・カルロスの死

書誌情報

電子版

発売日

2023年08月18日

JDCN

06A0000000000657400I

著者紹介

著: ランケ(ランケ)

1795~1886年。ドイツの歴史家。ベルリン大学教授。ライプツィヒ大学卒業。専門は、古典学と神学。 著書に、『強国論』(相原信作訳)『政治問答』(相原信作訳)『世界史概観 近世史の諸時代』(鈴木成高・相原信作訳)『フリードリッヒ大王』(溝辺龍雄訳)『ランケ自伝』(林健太郎訳) 『ドン・カルロス 史料批判と歴史叙述』(祇園寺信彦訳)『世界の名著続11 ランケ』(林健太郎責任編集)『列強論』(村岡晢訳)『改訂版 宗教改革時代のドイツ史 I・II』(渡辺茂訳)『世界史の流れ』(村岡晢訳)などがある。

訳: 祇園寺 信彦(ギオンジ ノブヒコ)

1911~1998年。西洋史学者。東北大学名誉教授。東北帝国大学法文学部西洋史学科卒業。東北大学文学博士。専門は西洋古代史。 著書に、『よい人に恵まれた私』(編)『共和政期ローマの国家と社会』、 訳書に、ランケ『ドン・カルロス 史料批判と歴史叙述』マックス・ウェーバー『社会科学の方法』(共訳)ウェーバー『歴史学の方法』(共訳)などがある。

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