対話の倫理

マイページに作品情報をお届け!

電子のみ

対話の倫理

タイワノリンリ

創文社オンデマンド叢書

現代ほど対話が必要なときはない。しかし今日ほどこの言葉が弄ばれているときもない。真の対話への道をはっきりと示したのが本書である。ブーバーの死の直前に訳者と交わした世界平和についての書簡を含む。
「本書は、人間精神の歴史において、宗教と哲学とがどのような関係にあったかを調べ、あわせて近代哲学が神のような絶対者を非現実化してしまう上にどれほど大きな力となったかを、あきらかにしようとするものである」(「序説」より)

【目次】
序説 現代における対話の欠如について 神の蝕
第一章 対話の倫理 宗教と倫理の関係
第二章 思索と対話 宗教と哲学の関係
第三章 現代における神の沈黙 実存主義と深層心理学について サルトル、ハイデッガー、ユングを批判する
第四章 C・G・ユングとの対話
ブーバーの批判に答える  ユング
ふたたびユングに与たう  ブーバー
付録I キリスト教とユダヤ教の対話 マルティン・ブーバーについて  パウル・ティリッヒ
  II ユングの深層心理学における特殊用語解説
あとがき
索引


  • 前巻
  • 次巻

オンライン書店で購入する

目次

序説 現代における対話の欠如について 神の蝕
第一章 対話の倫理 宗教と倫理の関係
第二章 思索と対話 宗教と哲学の関係
第三章 現代における神の沈黙 実存主義と深層心理学について サルトル、ハイデッガー、ユングを批判する
第四章 C・G・ユングとの対話
ブーバーの批判に答える  ユング
ふたたびユングに与たう  ブーバー
付録I キリスト教とユダヤ教の対話 マルティン・ブーバーについて  パウル・ティリッヒ
  II ユングの深層心理学における特殊用語解説
あとがき
索引

書誌情報

電子版

発売日

2025年03月10日

JDCN

06A0000000000898381U

著者紹介

著: マルティン・ブーバー(マルティン・ブーバー)

1878ー1965年。オーストリア生まれのユダヤ人思想家。 主な著作は本書(1923年)のほか、『対話』(1932年)、『ひとつの土地にふたつの民』(1983年)など。『ブーバー著作集』(全10巻、みすず書房)、『マルティン・ブーバー聖書著作集』(全3巻、日本キリスト教団出版局)がある

訳: 野口 啓祐(ノグチ ケイスケ)

1913ー1975年。早稲田大学卒業。上智大学外国語学部教授を務める。 主な訳書に、マルティン・ブーバー『対話の倫理』、『人間悪について』、クリストファー・ドーソン『ヨーロッパの形成』、『中世のキリスト教と文化』などがある。

オンライン書店一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT

製品関連情報