講談社+α新書作品一覧

良寛 心のうた
良寛 心のうた
著:中野 孝次
講談社+α新書
何も持たない、何も欲しない、「無」で生きる豊かさとは――。心のおもむくままに、自由に生き、誰にでも、正直さ、明るさ、生きる喜びを与えてくれた清貧の人。子どもらと遊ぶ、若い貞心尼との交流など、慈愛に満ちた名歌の数々。豊かに生きる思想を綴る! ●のんびりとたのしい気分を歌う ●天地と一つになる呼吸法 ●冬の厳しさが良寛の歌を鍛える ●ひとりに遊び、なお人恋しく ●気楽に踊り、興が尽きれば去る姿 ●死ぬ時節には死ぬが良い ●無為の自覚、無能への自責の念 ●われは何者なりやの大疑問 ●真の自由人、「優游」という心 ●平凡な歌までも生きている
電子あり
スポーツ経済効果で元気になった街と国
スポーツ経済効果で元気になった街と国
著:上條 典夫
講談社+α新書
日本、W杯「ベスト8」で経済効果3兆3000億円!! 成長中のビジネスを傘下に、スポーツ産業は「乗数効果」が高い。 飲んで、騒いで、そして勝てば、日本経済の夜も明ける。 本邦初!スポーツと経済の楽しい関係論! ●公共事業を上回る経済効果 ●スポーツを取り巻く膨大な産業 ●巨人軍が優勝したときの経済効果 ●スポーツで活気づく自治体 ●スポーツの「植民地化」国際戦略 ●プロ野球を大リーグのマイナーに ●大相撲は世界に売れるか ●世界の球団「勝ち組」「負け組」 ●球団の移転と都市の盛衰 ●イタリアに見るクラブと都市 世界最大のスポーツイベント、FIFAワールドカップ・サッカーの2002年開催は、建設、工業、商業、輸送、対個人サービスなどを中心とした産業部門の需要拡大を通じて、国内に大きな経済波及効果をもたらすことになる。日本代表が「ベスト8」に進出したケースを前提条件に調査し、産業関連表を用いて分析すると、建設投資額5711億円は、国内において1兆4407億円(建設投資額の2.52倍)の生産を誘発する。 一方、ワールドカップに関連した消費支出額は8478億円で、1兆8642億円(消費支出額の2.2倍)の生産を誘発すると見込まれる。 この建設投資及び消費支出の合計である1兆4189億円は、国内において2.33倍の3兆3049億円の生産を誘発するものと予測されるのである。
学校を捨ててみよう!-子どもの脳は疲れはてている
学校を捨ててみよう!-子どもの脳は疲れはてている
著:三池 輝久
講談社+α新書
学校こそが、子どものこころを蝕む原因だ!! 不登校は「心理的な問題」ではない。中枢神経機能障害、免疫機能障害などを伴う重い病気なのだ。無理に学校に行くことで、精神を崩壊させてしまう危険がある!! ●子どもたちの脳は変化している ●不登校は小児型慢性疲労症候群 ●不登校は脳の病的疲労状態 ●「親が悪い」はまちがい ●愛情不足は生きる力を奪う ●子どもたちよ!学校を捨てよう ●学校指導が脳を殺している ●よい子生活は疲労生活 ●もう1つの疲労の元は睡眠不足 ●少年犯罪は蝕まれた脳がおこした 12年間の学校教育で、彼らは何を学び、何を学ばされてきたのであろうか。私には、彼らが気の毒ではならない。それは現代の学校教育が偏った情報提供による脳の偏りをつくり出す狂育を施していると感じているからである。若者の問題は、現在の日本の大人たちがつくりあげてきた「ほとんど人生で役に立たない知識詰めこみ能力を育てる」、「社会性と称して皆に協調するために自己抑制を強いる」学校教育に大きな責任があると、私は考えている。 学生たちの学力低下の源は、まさに日本の教育システムのなかに潜んでいるのである。日本の学校社会システムによる偏った情報の注入は子どもたちの持続的な緊張状態をもたらしており、不安を刺激する脳機能の賦活(ふかつ)は、子どもたちの生きる自信を揺るがせ、焦りや絶望をかもしだしていく。
牛乳・狂牛病問題と「雪印事件」 安心して飲める牛乳とは
牛乳・狂牛病問題と「雪印事件」 安心して飲める牛乳とは
著:平澤 正夫
講談社+α新書
「安心して飲む食べる」立場で酪農乳業界の真相にメスを!! 「狂牛病はウシへのテロだ!」ある酪農家がこううめいた。 農水省の無策、乳業・食品業界の汚濁。酪農家のつぶやきは、そのまま消費者の声だ。どうすれば変革できる!? ●結びついた狂牛病と「雪印事件」 ●なぜ、日本の牛乳は危ないのか ●低温殺菌のパス乳は生きた牛乳 ●安心して飲める牛乳を求めて ●木次(きすき)乳牛と東毛酪農の挑戦 ●山地酪農が究極の酪農に近い ●狂牛病はウシのテロだ! ●狂牛病を野放しにしてきた巨悪 ●欧州並み「危険度(レベル)3」の日本 ●日本の「食品」はどこへ行く 20世紀の最後の年、2000(平成12)年の6月、雪印乳業が巨大な食中毒事件をひきおこした。大阪を中心に判明しただけで被害者は1万3000人をこえた。 やがて翌年9月、千葉県の酪農家で、狂牛病ウシ第1号が確認された。農水省はかねてから日本には狂牛病が発生しないと主張し、EU(欧州連合)による狂牛病国際調査にも協力をこばんだ。狂牛病は動物性タンパク飼料である肉骨粉をウシにあたえることに起因する。EU調査の拒否もさることながら、農水省は肉骨粉のルーズな規制にも責任があった。 狂牛病発生のニュースがつたわるやいなや、ウシからヒトへの感染がおそれられ、牛肉の消費量が激減した。その後も、狂牛病は2001年11月と12月に発生。3頭になった。
最新現場報告 子育ての発達心理学―育つ育てられる親と子
最新現場報告 子育ての発達心理学―育つ育てられる親と子
著:清野 博子
講談社+α新書
「心」と出会うのは4歳!5歳で人格が固まる子も!! 発達心理学の研究分野では、とてもおもしろい、わくわくするような新事実が明らかになっている。 幼児はどのように自分の生まれた世界を認識していくのか!? ●「抱っこ」が語る大きな意味 ●人は関係の中に生まれてくる ●内面に生まれる新しい発達の力 ●有能感と基本的自信 ●遊びは心のくすり箱 ●心の理論――4歳が転機に ●5歳で人格が固まる子も! ●発達心理学が見落としたもの ●親にとって、子どもとは何か ●あなたが子育ての主人公 近年、発達心理学の研究分野では、とてもおもしろい、わくわくするような新事実が明らかになっています。生まれたばかりの赤ちゃんが、お乳をぐいぐい飲まずにちょっと吸っては休み、また吸うことを繰り返して、母親から「よしよし」と揺すぶってもらうための空白の時間帯を用意しているなんて、ご存じでしたか?「バイバイ」「おつむてんてん」をして、「ああ、できた!」とおとなに喜んでもらう。ショウ・オフ(演じてみせる)の気分を味わうことが、子どもの自信につながり、ことばを誕生させていくのですね。自分の心の中にあるものと、人の心の中にあるものは違うのだとわかる。つまり、子どもが「心」に出会うのは4歳ごろだったのです。でも、こうした情報は、現在、子育て中の親や保育者に伝わっていません。それをぜひ、伝えたいと思いました。
とっさには英語にしにくい日常語暗記法
とっさには英語にしにくい日常語暗記法
著:小池 直己
講談社+α新書
「ぴんとくる」「しょげる」「とぼける」 これが言えるコツ、覚えるコツ!! ごく普通によく使う言葉なのに、英語にしようと思うと「ん!?」。 そんな日常語を二択問題を解きながら覚えられる! 各問題の解説で暗記のコツを伝授! ●くたくたで→be[ ]in ●だめになる→go to[ ] ●とぼける→play[ ] 日本人が最も当惑するのが、感覚的にわかっているのに、「とっさには英語にしにくい日常語」「わかっちゃいるけど出てこない英語」の存在です。 本書ではこのような日常英会話においてよく使われる表現や、使えたら会話に弾みがつきそうな、ちょっと気の利いた表現を「動物や植物を使った英語からスーッと入る!」「身体のどの部分を使うかを考えると覚えやすい!」といったカテゴリーに分類してみました。 [ ]内を補う選択問題形式にすることで、推測する楽しみを付与し、学習効率の向上を図っています。 また各問題の解説では、その表現の由来や類似表現、関連表現を並べ、どのようなイメージで覚えると覚えやすいかを提案してみました。
金融破綻に備える個人資産の危機管理
金融破綻に備える個人資産の危機管理
著:山口 敦雄
講談社+α新書
どうやったら自分の力で「預金」を守れるのか!? テロや震災などの事件、銀行の倒産、大企業の経営破綻、生保破綻、損保破綻、日本版401kの導入など、個人資産のリスクは増大。何をあてにしたらいいのか!! ●バブル崩壊と日本型経営の崩壊 ●世界的な資本主義の危機 ●日本の金融システムは弱いのか ●銀行統合・合併時の「電算リスク」 ●ペイオフは預金の危機なのか ●預金防衛術はあるのか ●外国銀行への預金は有利か、不利か ●401kにはどんなリスクが ●安全なはずのMMFが元本割れの理由 ●日本版ビッグバンと資産リスクの拡大 かつて銀行は安全だといわれていた時代は、もう昔のこととなってしまったのか。銀行が倒産の危機に追い込まれるなどということは、バブル前までは信じられなかった。 預金までもが、自己責任の原則が求められるようになってきた。自分の力で「預金」を守り通さなくてはならない。「銀行も潰れる時代」、正直いって物騒な時代になってしまったのだ。 ペイオフが解禁された以上、それに対しての備えを私たちはしなくてはならない。 預金、老後資金、401k、株取引も危ない。どこにお金を預ければよいのであろうか。
本田宗一郎と知られざるその弟子たち
本田宗一郎と知られざるその弟子たち
著:片山 修
講談社+α新書
ベストセラー車を次々創りだすホンダの底力!! ロボット開発、RV車の大ヒット、フィットの大爆発、中国進出の戦術戦略――創業者の理念を受け継ぐ直弟子、孫弟子たちの知られざる企業力ドラマとホンダ魂に迫る!! ●世界初のヒト型ロボット〔P2〕 ●極秘プロジェクト・ロボット屋 ●フィット――良品に国境なし! ●デザインは企業の思想 ●世界一負けず嫌いな男たち ●ホンダ魂の継承者 ●自分流が個を活かす! ●ホンダが中国で成功した理由(わけ) ●中高年集団の大仕事 ●弟子たちが受け継ぐホンダ魂 ホンダが2足歩行ロボットの研究をスタートさせたのは、日本がバブル景気に沸き始めた1986年である。その先見性もさることながら、私がホンダのロボット開発で注目したいのは、「自由闊達」な企業風土である。 広瀬真人は、中途入社組だ。生え抜きのエリート技術者ではない。後に紹介する、もう1人のロボット技術者の竹中透も、ヘッドハンティングでホンダにやってきた。 広瀬は、いまもってホンダの「自由闊達」というか、単刀直入、率直、あるいは物事にこだわらないホンダスピリッツに関心するのだ。 「あのう、私は何をやったらよろしいのでしょうか」。彼は、思わず間抜けた声で、田上にたずねた。その答えがまた、ふるっていた。 「おまえは鉄腕アトムをつくれ」
症状別・体質改善ができる食べもの・食べ方
症状別・体質改善ができる食べもの・食べ方
著:飯塚 律子
講談社+α新書
がん、生活習慣病、心筋梗塞などを防ぐ・治す食生活術!! 疲れる、太る、おなかの調子が悪いなど誰もが感じる症状から、血圧が高い、肝臓が弱い、アレルギーなどの体質を改善する食事法!食べ方で「からだ」が変わります!! ●疲れやすい ●体力・記憶力が落ちてきた ●二日酔いになる ●かぜをひいた ●中年から太ってきた ●血圧が高い ●肝臓が弱い ●がんを予防する ●動脈硬化を予防する ●骨粗しょう症を予防する わたしは講演のつど、「どんなすばらしい食品にも欠点があり、その欠点は過剰に摂取したときにあらわれます。その食品の欠点をからだがうけないためには、ときどき食べない日をつくり、そして他種類を組みあわせて欠点を補い、栄養成分のレベルアップをした食べ方をしてほしい」と話しています。 人それぞれに遺伝子は違うわけで、その違いがつまり体質です。自分の体質をよく把握して、その弱い部分を改善するために食生活をはじめとする生活習慣を見直していきましょう。健康寿命を伸ばし、生涯現役にもつながります。 21世紀は遺伝子治療の時代ですが、どんなに高度な医療が行われるようになっても、細胞の中身は食物によって新しくつくりかえられています。食生活を改善することが免疫細胞を活性化させ、病気を防ぎます。
日本人とグローバリゼーション
日本人とグローバリゼーション
著:河合 隼雄,著:石井 米雄
講談社+α新書
英語ができるからといって国際的なコミュニケーションができるとは限らない。本書は、どうすれば真の対話能力が身につくかを、日本人の特質に照らしあわせて示す指南書!「グローバル化時代」をたくましく生きる切り札!! ●毎日が異文化コミュニケーション ●「はい」と「イエス」の大差 ●相手との心理的な距離の取り方 ●言語表現を伸ばす法 ●「話がつきました」の日米の差 ●感謝の気持ちの出し方 ●言語以前の関係をつくれる日本人 ●めちゃくちゃな英語をしゃべろう ●日本的センス・オブ・ユーモア ●世界とつきあうための必要知識 【河合】――日本人は“I am sorry.”と“I don’t know.”の2つで世間を渡れると思っている。……私がフィリピンにいたとき、友だちが向こうの大臣に会うという約束で、4時間待ったんです。ところが相手はとうとう来なかった。カンカンになって怒っていたら、大臣から手紙が来た。それに“I am sorry.”と書いてあると思ったら、謝罪どころか“It’s pity.”(お気の毒さま)と書いてある。 【石井】――私はイギリスにいるとき、非常に腹が立ったことがありました。隣の家に5歳になる子どもがいたんですが、彼は“I don’t understand.”とは絶対に言わないで、“I am not convinced.”(私は説得されていない)と言うんです。「おまえがアホだから、私をコンビンスできないんだ」という論法。私は非常に劣等感を感じてロンドンを去ったことを覚えています。
電子あり
大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」
大人も子どももわかるイスラム世界の「大疑問」
著:池上 彰
講談社+α新書
日本人にわかりづらい宗教と中東問題入門書衝撃的な同時多発テロは、国と国との衝突の構図、民族間の憎しみの歴史を浮き彫りにした。アメリカ一極集中は崩壊、真のグローバリーゼーションの意味を徹底図解 社会の決まり、民族の約束事、「宗教と人間」の難問をとく!! ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はどう違う! 難民キャンプとはなに、戦争と貧困の原因は!? ――民族の愛憎の歴史、コーランの教え、社会の約束事などがわかる!! 「宗教とは人間が幸せになるためのもののはずなのに、どうして宗教が原因で多くの人が悲しむことになるのだろう」と考え込んだ人も大勢いたのではないでしょうか。 この本では、イスラム世界の「大疑問」について解説を試みました。そのイスラム教を理解するためには、実は、ユダヤ教、キリスト教の知識も必要になります。この2つの宗教についても、合わせて取り上げました。 さらに、こうした宗教について知るようになると、「そう言えば、日本の神道や仏教についても知らないことが多いな」という思いを持つ人が出てくると思います。このため、私たち日本人として知っておいて欲しい最小限の情報についても、取り上げることにしました。結果として、「ジュニアのための宗教入門」のような本になりました。
電子あり
40歳からの都会2田舎8の生活術
40歳からの都会2田舎8の生活術
著:西川 栄明
講談社+α新書
「都会離れ」ではない「田舎暮らし」実践ガイド!! 収入、人付き合い、畑仕事など、田舎暮らしの不安を乗り越え、快適な人生を手に入れた人たちの知恵と工夫。都会と田舎を暮らし分ける、新ライフスタイルの提案! ●土地探しの条件は「おいしい水」 ●小学校入学時が移住のチャンス ●家の前で焚き火を楽しむぜいたく ●都会で稼いで田舎で暮らす ●都会と田舎の情報格差は少ない ●仕事を辞めずに田舎に住む方法 ●都会に「出稼ぎ」に行く ●週末だけの田舎暮らし ●田舎の物価は意外と高い ●停年後の田舎暮らしは慎重に 田舎暮らしというと、「山の中での暮らし」みたいなイメージをしがちだが、最近はちょっと事情が違う。収入面では都会とつながったまま、暮らしのベースだけを田舎に移す人も多いのだ。つまり、「田舎暮らし」=「都会離れ」ではなくなっている。 私もそうだ。原野に暮らしてはいるものの、札幌や東京など、都会の出版社の仕事をしている。この本も、東京の編集部とEメールでやりとりしながら仕上げたものだ。こう考えると、今の私の生活は、都会が2、田舎が8くらいの割合で成り立っている。 都会だけでは息苦しい。田舎だけでは生活に不安が残る。それなら、「都会2、田舎8」の割合で暮らしてみたらどうだろう。このライフスタイルが、40歳からの田舎ぐらしを成功させる秘訣なのではないかと思っている。
和英辞典ではわからない英語の使い方――日本語はひとつ、英語はいっぱい
和英辞典ではわからない英語の使い方――日本語はひとつ、英語はいっぱい
著:牧野 
講談社+α新書
mistake、error、wrong「間違い」なく使えますか!? 意味が似ている「英単語」を正しく使い分けることは、日本語――英語の対比では困難です。300の日本語に相当する混同しやすい英単語を集め、使い方を例文で解説。 日本語の「見る」を表す英語には一般に see、look(at)、watchの3つが考えられますが、これらの単語の意味はどのように異なるでしょうか? 「間違い」を表す mistake、error、wrongの場合はどうでしょうか? 「話す」の speak、talk、tell、sayは? また、「学ぶ」の study、learnは? これらの「意味が似ている紛らわしい英単語」は枚挙に暇がありません。
小・中学生の海外留学事情――親と子の自立をめざして
小・中学生の海外留学事情――親と子の自立をめざして
著:浅井 宏純
講談社+α新書
留学は今や進学や転校と同等の選択肢の1つだ!! ひきこもりや不登校などの現状打破のために、自分の可能性を広げるために、英語力がゼロでも海外留学という道がある!小・中学生の海外留学を豊富な実例で紹介!! ●不安で悩みの多い日本の教育 ●海外留学で自立をめざす ●不登校などから脱出する留学 ●自信をとりもどした留学 ●勉強大好き、エリート養成の留学 ●企業の後継者になるための留学 ●スポーツや芸術の才能開花の留学 ●親子の会話が復活 ●小・中学生の失敗は少ない ●お勧めの学校とサマースクール いま、家庭や学校教育現場の荒廃が言われ、自分で考え行動することができない、夢の持てない日本の子どもたちが増加しています。 私は、主体的に考えることができるように「自立」させる子育ての1つの方法として、「留学」を提案したいのです。子どもたちの留学の手助けを通して得た長年の経験から、海外の教育現場はどんなものか、留学した子どもたちと家族が自立していく過程を例をあげてお話しします。親の決断と子どもの「やってみたい」という勇気があれば、語学(特に英語)のまったくできない子どもたちでも、適切な準備と学校選択で海外の初等・中等教育機関を自由に、安全に利用できるのです。 子どもたちはチャンスを与えれば、たくましくなります。いまは、小・中学生からの留学がお勧めなのです。
弱い心をどこまで強くできるか
弱い心をどこまで強くできるか
著:町沢 静夫
講談社+α新書
「生きにくい時代」に生きる力を引き出す本!! 甘える患者を本気で叱りつけ、ともに悩み、励ます精神科医の毎日。心の病をかかえる人への共感に満ちた治療の実際を紹介しつつ、「こころ」の本質を考える1冊。 ●親が悪い?世間が悪い? ●「世界でいちばん不幸な自分」 ●怒りを吐き出す患者たち ●過保護という名の虐待 ●今の若者が生きにくい1つの理由 ●うつ病者へのアドバイス ●「身体醜形恐怖」という病 ●増える教師の性犯罪 ●治りやすい人、治りにくい人 ●心の問題は「解決」できるか 私はつねづね「過保護は虐待である」といっている。なぜならば、子どもがひとりで生きる力、独立心、自己主張できる力を過保護は育てないからである。このような生きるのに必要な力を育てない親の過保護が虐待と同じであることは、誰もがわかるはずである。私たち人間の問題は、こう考えると山のように積まれているのである。それをどう解決していくのであろうか。われわれはそれを解決する力があるのだろうか。 このように大上段に構えるのはやめるべきかもしれない。むしろ目の前の小さな問題点を逐次解決していくこと、また、まず自分はそういう行為をしないこと、人がすることを止めること、このようなささやかな努力が、結局は大きな人間の過ちを直していくのかもしれない。
夫のための男女児生み分け法―成功率81%の驚異
夫のための男女児生み分け法―成功率81%の驚異
著:杉山 四郎
講談社+α新書
1万人以上の赤ちゃんが希望通りに生まれた!! 「男の子が欲しい」「女の子が欲しい」が現実になる!! 生み分け指導の第一人者が20年の実績を集大成。 従来は困難を極めた排卵日の特定も確立99%と飛躍的に進歩!! ●夫は妻に心をこめて協力を ●性を分ける受精のドラマ ●超過酷!精子の生存競争 ●精子が子どもの性を決定する ●性交日を選んで生み分ける ●排卵日がわかるからだのサイン ●超音波とホルモン検査で正確に ●正しい避妊で生み分けにトライ ●排卵障害の人も生み分けられる ●不妊の原因は男女で半々ずつ 性交の仕方は、やはり生み分けのための最大のポイントとなります。男の子を産むためには、膣内の酸性度を弱めなければなりません。そこで夫は前戯にたっぷりと時間をかけ、妻が何回もオルガスムスを感じるように努力する必要があります。 女の子を生むためには、この逆を心がけなければなりません。 つまり、生み分けしようと決めたら、性交はひとえに男性の理解と協力にかかっているといってもよいでしょう。セックスは心と体のコミュニケーションです。夫婦なのですから、これをいい機会だと思ってセックスについて話し合ってみましょう。そこからまた新しい2人の関係が生まれるはずです。もちろん、生まれた子どもが希望しない性であっても、心からの愛情をもって育てることが原則です。
ローマ法王の権力と闘い
ローマ法王の権力と闘い
著:小坂井 澄
講談社+α新書
教徒10億人の頂点に立ち全世界を動かす権力構造!! 第2次世界大戦末期にスターリンはチャーチルに問う。 「ローマ法王は何個師団を持っているのかね」と。 ローマ法王が示す端倪(たんげい)すべからざる力と権威の裏側を暴く!!
「うつ」依存を明るい思考で治す本-クスリはいらない!
「うつ」依存を明るい思考で治す本-クスリはいらない!
著:高田 明和
講談社+α新書
まずは「よくやった!」と自分をほめよ!脳が強くなる!! 新現代病「うつ」依存。 病院のクスリには知られざる副作用が! 脳のしくみを知って自分の力で脳を変えよう! 生活習慣、食べ物、睡眠、運動で驚くほどラクに生きる!! いくら薬を飲んでもうつ状態、頭の痛さ、やる気のなさなどは治らない場合が多いのです。そこでまず、脳に栄養を与える必要があります。次は脳内のトリプトファンをセロトニンに変える必要があります。次は脳細胞を傷つけないことです。脳細胞はストレスの際に副腎皮質から放出されるコルチゾルによって死滅します。とくに記憶をつかさどる海馬と脳を統合的にコントロールする前頭葉の細胞が死滅します。次は悩みの中枢(帯状回、扁桃)などから活動の中心を別のところに移すのです。脳は活動しているところに多くの血液が流れるようになっています。それには運動をして脳の運動野により多くの血液を流すなどの生活態度が必要です。そして「将来は必ずよくなる」「将来は必ずよくなる」と繰り返し自分に呼びかけることです。
東京ゲノム・ベイ計画――日本に託された人類の未来
東京ゲノム・ベイ計画――日本に託された人類の未来
著:新井 賢一
講談社+α新書
融合するバイオとIT! 東京湾が世界を変える!! ヒト・ゲノム解析の次に必要なタンパク質研究では、日本が世界をリード。創薬の最短コースを突っ走る。人類繁栄への「約束の地」は東京湾。日本復活の日も近い!! 〈主な内容〉 ●東京を世界のゲノム研究の中心に ●街に魅力なくして技術革新なし ●ポスト・ゲノムで優位に立つ日本 ●ITとバイオの融合した新領域 ●すべてに強い日本の生命科学 ●世界的な評価を受けるゲノム創薬 ●伝統的に強いタンパク質研究 ●1200億円の特別研究予算 ●25兆円になるバイオ市場 ●百花繚乱のゲノム・ビジネス 東京は、ワシントン、ニューヨーク、シリコンバレーの機能を内包している。政治、行政の中心であり、経済、金融の中心であり、先端科学のリード役も担っている。アメリカでは東西に分れている機能が1ヵ所に集中しているのである。 ゲノム分野では、日本が果たす役割は大きい。とくに、創薬に直接結びつくタンパク質研究では、世界を一歩リードしている。東京がアジア・環太平洋の先導役となり、世界の先導役に立ったとき、閉塞感は消え日本は復活する。そして、世界の医療を根本的に変えていくこともできる。それが、21世紀の世界を作り出す原動力にもなっていくはずだ。
企業の意思決定のためのやさしい数学
企業の意思決定のためのやさしい数学
著:山本 隆三
講談社+α新書
リスク予測、リストラ効果も数学的判断が成否の鍵!! 国際化社会で生き残るには企業も人も「勘」に頼っていたらダメ。 キャッシュフローからオプション、ブラック=ショールズまで、苦手な人でもよくわかるよう具体例でやさしく解き明かす!! バブル経済の時期を境に、この10年で日本企業の経営はずいぶん変わりました。変化の理由の1つには、金融業界をはじめとする規制緩和があると思います。規制緩和により、日本企業も外国企業と同じ土俵で競争せざるを得なくなりました。企業が国際基準で競争するようになれば、従業員も国際基準で競争できるような能力が要求されます。これからはどの企業でも通用する知識と技能を持った従業員が必要とされ、そういう人の多い会社が生き残っていくことになるでしょう。 この、すべての企業に通用する知識とは何でしょうか。パソコンや英語は当然のこと、数学の知識もこれからの時代には必要になると思います。今までのように勘に頼る経営ではなく、数字に基づいた経営を行うために、基礎的な数学の知識が要求されるのです。