有賀鐡太郎著作集2:ヘブル書註解

マイページに作品情報をお届け!

電子のみ

有賀鐡太郎著作集2:ヘブル書註解

アリガテツタロウチョサクシュウ2ヘブルショチュウカイ

創文社オンデマンド叢書

プロテスタント神学者にして教会史・教理史学者の著作集。全5巻。古代キリスト教学から現代に至るまでの歴史と信仰の実践まで。

本書は、新約聖書中の『ヘブライ人への手紙』(『ヘブル書』)の註解が中心となる。
『ヘブル書』の手紙は、流麗なギリシア語で書かれている。著者は不詳。成立年は、西暦95年以前と推測されている。『ヘブル書』は、神学・教義に関するものと倫理・道徳に関するもので構成されている。

【目次】

ヘブル書総論
一 今の時
二 初代信徒の歴史的立場
三 ヘブル書の意図
四 ヘブル書の受信者
五 ヘブル書の著者
六 ヘブル書の年代
七 ヘブル書の思想関係
八 ヘブル書の構造及び参考文献
註解
第一部 序論(一・一―四・一三)
第二部 本論、大祭司イエス(四・一四―一〇・一八)
第三部 実践的帰結(一〇・一九―一二・二九)
結尾 種々の訓戒と挨拶(一三・一―二五)
新訳「ヘブル人への手紙」
解題 遠藤 彰
索引


Ⓒ 

オンライン書店で購入する

目次


ヘブル書総論
一 今の時
二 初代信徒の歴史的立場
三 ヘブル書の意図
四 ヘブル書の受信者
五 ヘブル書の著者
六 ヘブル書の年代
七 ヘブル書の思想関係
八 ヘブル書の構造及び参考文献
註解
第一部 序論(一・一―四・一三)
一 聖子による啓示(一・一―三)
二 天使よりも高し(一・四―一四)
三 厳粛なる福音 一の奨励(二・一―四)
四 苦難によりて救主たるイエス(二・五―一八) (一)人間勝利の預言(二・五―九) (二)人間の救主イエス(二・一〇―一八)
五 モーセに優る者(三・一―六)
六 神の安息(三・七―四・一三) (一)怖るべきかな、不信仰(三・七―一九) 特註「すべてが」について (二)なお安息は残れり(四・一―一〇) (三)神の前に顕れぬはなし(四・一一―一三)
第二部 本論、大祭司イエス(四・一四―一〇・一八)
一 我らの大祭司(四・一四―一六)
二 永遠の救いの因(五・一―一〇)
三 信仰生活の成長(五・一一―一四) 特註 gnosis について
四 進歩の義務(六・一―八) 特註 信仰に入りたる者の堕落について
五 愛の実践と救いの望み(六・九―一二)
六 神は保証し給う(六・一三―二〇)
七 メルキゼデク(七・一―三)
八 メルキゼデクとレビ(七・四―一〇)
九 優れたる契約の保証(七・一一―二五)
一〇 大祭司の頌(七・二六―二八)
一一 主の設け給う幕屋(八・一―一三) 特註 幕屋について
一二 旧き幕屋とその礼拝(九・一―一〇) 特註 良心について
一三 キリストの血(九・一一―二二) 特註 イエスの流し給うた血について
一四 托身の一回性(九・二三―二八)
一五 完全な潔め(一〇・一―一八)
第三部 実践的帰結(一〇・一九―一二・二九)
一 贖われたる者の特権と義務(一〇・一九―二五)
二 ことさらに罪を犯して止めずば(一〇・二六―三一)
三 戦いの思い出(一〇・三二―三九)
四 信仰の英雄(一一・一―四〇) (一)信仰の定義(一一・一―三) 特註 フィロンの創造説について (二)信仰によりて(一一・四―一二) (三)彼らの慕う所(一一・一三―一六) 特註 彼らの慕う所 (四)アブラハムの犠牲(一一・一七―二二) (五)モーセの信仰(一一・二三―二九) (六)信仰の勇(一一・三〇―三四) (七)信仰の忍(一一・三五―三八) (八)彼らも我らと偕ならざれば(一一・三九―四〇) 特註 信仰について
五 最大の模範(一二・一―三)
六 苦難に味わう慈父の愛(一二・四―一一)
七 歩調を揃えて(一二・一二―一七)
八 神の都は近し(一二・一八―二九) 特註 震われぬ国について
結尾 種々の訓戒と挨拶(一三・一―二五)
一 キリスト者らしい生活(一三・一―七)
二 昨日も今日も永遠までも変わり給うことなし(一三・八―一七)
三 終りの言葉(一三・一八―二五)
新訳「ヘブル人への手紙」
解題   遠藤 彰
索引

書誌情報

電子版

発売日

2025年03月10日

JDCN

06A0000000000397381C

著者紹介

著: 有賀 鐡太郎(アリガ テツタロウ)

1899~1977年。プロテスタント神学者、教会史・教理史学者。同志社大学教授、京都大学教授、神戸女学院院長を歴任。同志社大学神学部卒業。ニューヨーク・ユニオン神学校で修士号取得。 著書に、『ヘブル書』『学生自動車隊のイタリア一周』『神学的解釈学としてのオリゲネス研究』『象徴的神学』『歩みは光のうちに』『キリスト教思想における存在論の問題』『有賀鉄太郎著作集(全5巻)』などがある。

オンライン書店一覧

既刊・関連作品一覧

関連シリーズ

BACK
NEXT

製品関連情報