キリスト教古典叢書15:聖霊論

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キリスト教古典叢書15:聖霊論

キリストキョウコテンソウショ15セイレイロン

創文社オンデマンド叢書

アレイオスによって生じた4世紀前半のイエス・キリストの理解をめぐる論争は、4世紀後半になると聖霊の神性をめぐる論争に進展し、多くの教父が論陣を張る。
「キリスト教正統信仰の父」と称せられるアタナシオスは激しい文体の中に、アレキサンドリア教理学校の校長を務めたディデュモスは穏やかな文体で、それぞれの聖霊の神性を弁証する。ここにギリシア教会の伝承となる豊かな聖霊論が展開される。
ディデュモスの聖霊論は、世界初の現代語訳となる。

【目次】
序言   ペトロ・ネメシェギ
緒言
アタナシオス―セラピオン―ディデュモス
四世紀後半における聖霊の理解
アタナシオス『セラピオンへの手紙』
第一の手紙
第二・第三の手紙
第四の手紙
ディデュモス『聖霊論』
聖書引用箇所の注
解説の注


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目次

序言   ペトロ・ネメシェギ
緒言
アタナシオス―セラピオン―ディデュモス
四世紀後半における聖霊の理解
アタナシオス『セラピオンへの手紙』
第一の手紙
第二・第三の手紙
第四の手紙
ディデュモス『聖霊論』
聖書引用箇所の注
解説の注

書誌情報

電子版

発売日

2025年03月10日

JDCN

06A0000000000898369W

著者紹介

編: ペトロ・ネメシェギ(ペトロ・ネメシェギ)

1923-2000年。ハンガリー生まれ。カトリック神学院、上智大学神学部教授。 専門は、教義学(恩恵論、三位一体論、秘跡論)。 著書に、『神の恵みの神学』『主の晩餐』『父と子と聖霊』などがある。

訳: 小高 毅(オダカ タケシ)

1942年生まれ。神学者。アウグスティニアヌム教父研究所(ローマ)で学ぶ。上智大学大学院神学部博士課程修了。神学博士。聖アントニオ神学院教授(組織神学・教父学)。 著書に、『古代キリスト教思想家の世界 教父学序説』『オリゲネス 『ヨハネによる福音注解』研究』『オリゲネス』 『よくわかるカトリック その信仰と魅力』『父の肖像 古代教会の信仰の証し人』『クレド〈わたしは信じます〉 キリスト教の信仰告白』『霊性神学入門』など、 訳書に、オリゲネス『諸原理について』オリゲネス『雅歌注解・講話』オリゲネス『ヨハネによる福音注解』オリゲネス『祈りについて・殉教の勧め』オリゲネス『ヘラクレイデスとの対話』オリゲネス『ローマの信徒への手紙注解』アタナシオス『聖霊論』 などがある。

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